2019年7月26日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でニューヨークヤンキースの田中将大が前半戦の振り返りインタビューを受けていました。
―前半戦について
田中 色々ありましたねぇ。未だに新しい経験ができることに対してはスゴく幸せなことだかと思いますし、自分をもっと高めていける材料のひとつになりますね。
―高めの速球を武器にしていることについて
田中 三振がいくら増えようがバットに当たればフェンスを越えていく打球が増えているわけですから、バットに当てさせないような投球をするのは当然ですよね。だから、バッターに近いところだったり、高めだったり、そういうボールが増えていくし。コントロールをしっかり狙って球の力があまりない外角低めよりは、真ん中高めでも今は打ち取れるんじゃないかな、という部分はありますかね。
(続けて)
田中 ここぞという場面で変化球ばかりになると、僕の場合はバッターもそっちに合わせてくるんで。ただでさえ真っ直ぐの割合が少ないんで、そこのコントロールがスゴく大事かなと思います。編集
―スプリットの落ちに以前ほどキレがないと言われている
田中 うーん・・・結局ボールのグリップ(握り方)の仕方もそうだし、本当にちょっとしたところでのズレというか。そこが全てズレてたから、結局ハマらなかったという部分はあるのかなと思います。
―オールスターでスプリットが良かった
田中 めちゃくちゃ良かったわけではないけど、自分の感覚と低めにボールが集まっていたというところで、この感触で投げられればもっと使えるなと思いました。例えばスゴく変化して、いい落ち方をしても、結局は自分の感触は良くないからコンスタントにそれが続かない。そういう意味でギャップがなくなってきたというか。いい感触で投げられて、いい変化するボールが増えてきているというのは事実ですね。
―後半戦への意気込み
田中 今年で6シーズン目になりますけど、まだ地区優勝を1回もしてないんで、地区優勝したいですね。そのためにコツコツ1日1日しっかりと調整しながらゲームに入っていきたいと思います。
以上です。