2018年9月30日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で7回2アウトの場面で高校の後輩である秋山翔吾の打席でリリーフ登板してキッチリと抑えた北海道日本ハムファイターズのサイレントK・石井裕也の引退セレモニーを見て、元日ハムの岩本勉、ヤクルトで監督をしていた真中満、元ロッテの里崎智也がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

岩本 真中さん、ファイターズの石井裕也はタフなピッチャーなんですよ。

 

真中 そうですよねぇ。ドラゴンズ時代に僕は対戦したことがあって、とにかくストレートに力があるピッチャーでしたね。

 

岩本 ですよね。そして右バッター、左バッターを問わずに投げていましたもんね。

 

真中 そうですね。本当に色んな苦労があったと思うんですけど、そんな中で本当に頑張りましたね。

 

岩本 里崎さんはいかがですか。

 

里崎 僕は右バッターだったんで、ファイターズでは左バッターにけっこう投げていたんですけどね。

 

岩本 はい。

 

里崎 でも、印象としては左ピッチャーなんでアウトコースに逃げるツーシームがけっこうイヤでしたね。

 

岩本 はい。そして彼は耳にやや障害を抱えていて、それをハンデとは捉えずに、自分の特徴として、ウォーミングアップが終わったときに敢えて補聴器のスイッチを切り、自分のゾーンに入っていくということをしていました。

 

真中 うん。

 

岩本 それを自分の強みに変えたと言うんですよ。

 

真中 うーん。

 

岩本 彼の精神的なタフさに僕は感動を覚えましたし、それと社会貢献で言いますと、聾学校へ積極的に足を運び、色んな子供たちを中心に夢を持つことの大切さ、夢から目標に向かう大切さをドンドン伝えていた姿を僕は社会人としてスゴく感動していたんですよ。

 

真中 うん。今後の活躍を期待したいですよね。

 

岩本 そうですね。

 

 

以上です。

素晴らしい引退セレモニーでした。14年間も現役を続けたのは本当に立派です。

おすすめの記事