2018年10月2日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日に東京ヤクルトスワローズからの退団会見を行った由規について元横浜の高木豊、元中日の谷沢健一、元ヤクルト広島の笘篠賢治がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
【由規の退団会見の一部】
由規 引退か、現役続行か、という決断だったんですけど、自分で決断したことなんですけど、まだまだ自分の可能性に賭けたいということで、現状としては全然試合に投げるまでの回復というのは見込めていませんけど。ただ、自分の我がままかもしれませんけど、ただただ野球をやりたいという気持ちでこの決断に至りました。厳しいかもしれませんけど、何とかボロボロになるまで野球をやりたいという決断に至りました。
アナ 由規投手は引退を決めた場合、ヤクルトとしてはポストと引退試合を用意していたということなんですけど、由規投手は現役を希望したということです。
高木 今年の交流戦に入って、ちょっと肩に違和感があって、それ以来1軍に上がってくることがなかったんですけど、谷沢さん、故障というのはちょっと残念なんですけど。
谷沢 いやぁ、何年も戦列を離れて肩の治療や肘の治療、全てが戦いだったと思うんですよね。ただ、投げられるようになった。その体でもう一度挑戦したいという気持ちがあるんだと思いますよ。
高木 そうですよねぇ。
谷沢 この出処進退というのは非常に難しいけれども、ボロボロになるまで現役を続けるというのはいいんじゃないですか。
高木 はい。笘篠さんはどうですか?
笘篠 まずね、ここまで長く面倒を見てくれたヤクルト球団にはもう感謝していると思いますけど、本当に感謝しなきゃいけない。
高木 そうですね。
笘篠 それでまだまだやりたいんであれば挑戦したらいいと思いますし、僕個人的には地元仙台でイーグルスのユニフォームでも着て、地元で投げてくれないかなっていう願望があります。
高木 そうですね。まあ、いずれにしてもやっぱり故障を早く治してね。
アナ そうですね。
高木 故障がなければこんなもんで終わる選手じゃないです。やっぱり故障との戦いというのは、もう治るか治らないかが分からないですからね。
由規 27歳 ヤクルト2008年から2018年
通算90試合 32勝36敗 防御率3.66
2007年 高校生ドラフト1巡目
2011年 右肩を痛めて長期離脱
以上です。
自分で決断したんですからそれを尊重しましょう。