2019年6月22日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のvs.ニューヨークメッツ戦で先発したシカゴカブスのダルビッシュ有のピッチングについて小早川毅彦がフリーアナウンサーの上田まりえと共に語っています。
試合後のダルビッシュのコメント
―10戦勝ち負けつかず
ダル 勝利だけじゃなく負けもしないというのが・・・。「何のためにいるの?」って感じじゃないですか。10試合投げて何もない。0勝0敗ですよ。一気に10点くらい取ってくれないと今の僕の流れは変えられないかな。
小早川の解説
今季2勝3敗 防御率4.75(6/22の試合終了時点)
メジャータイ記録の10試合連続勝ち負けつかず!
アナ 10試合連続で勝ち負けつかず。これはメジャータイ記録です。
小早川 はい。私もこんな記録は聞いたことないですね。
アナ はい。
小早川 本人は笑ってインタビューに答えてましたけど、投手としては内心悔しい思いをしてると思いますよ。
アナ そうですね。では、ダルビッシュ投手のピッチングを詳しく見ていきましょう。
小早川 勝敗はつかなかったんですけど、投球自体は悪くなかったですね。今日のポイントになったのはスプリットだと思います。これまでスプリットはあまり投げなかったんですけど、今日の試合では多投してましたね。
アナ はい。
小早川 しっかりと腕が振れて打者の手元でよく落ちてましたね。今回はスプリットとフォーシームでゲームを作っていたと思います。
アナ はい。
小早川 次回対戦するチームに対して今日のスプリットのイメージを与えたのと、やっぱりダルビッシュ自身も今日のスプリットに手応えを感じていたので、今後の試合で大きな武器になるんじゃないかなと思いますね。
アナ ただ、いいピッチングを見せていても大事な場面で抑えることができなかったのが少し残念でしたね。
小早川 はい。味方の打線が逆転をした後に失点したのは良くなかったかもしれませんね。
アナ はい。
小早川 3回に打たれたホームランは味方が逆転後に打たれてしまって勝ち越しを許したんですよね。6回もチームが逆転した後にホームランを打たれてまた同点にされたんですよね。
アナ はい。
小早川 今日はタイミングが悪かったと思いますね。やっぱりチームが逆転をした後にこういう形で同点、逆転されますと苦しくなりますよね。
アナ 今日は勝てそうかなと思って見たいたんですけどね。
小早川 はい。まあダルビッシュはホームで8試合投げて0勝2敗とまだ1勝もできてないんですよね。
アナ そうですねぇ。
小早川 私はダルビッシュは先発ローテーション投手として、勝ち負けがつかない事よりも、まだホームで勝てていないことを気にしているんじゃないでしょうかね。
アナ はい。
小早川 まあそれでも今シーズン序盤と比べると、ダルビッシュの状態は格段に上がっていますから、次回登板に必ず勝てるんじゃないかなと期待しています。
アナ 期待しましょう。
以上です。