2019年9月14日に日本テレビで放送された『Going Sports&News』で読売ジャイアンツの丸佳浩が見せたツイスト打法について赤星憲広が番組MCの上田晋也と共に解説しています。
赤星 体と顔が逆方向を向いた、いわゆるツイスト打法って言うんですけど、この7枚の写真の中にバッティングフォームの真髄が分かるものがあります。さあ上田さん、どれか分かりますか?
上田 まあ・・・所謂ツイスト打法だなというのは6番でしょ。
赤星 全然面白くないなあ・・・。
上田 何が?
赤星 正解です(苦笑)
上田 いや(笑) 面白い面白くないじゃない!(笑)
赤星 まあ実際に分かりやすい部分を選んだんですけど。
上田 うんうん(笑)
赤星 やっぱりこれを見ると、丸選手の顔と腰の向きがちょっと違ってきてますよね。
上田 はい。
赤星 実はこれを2番と比べてもらいたいんですけど、2番のときの形とバットの位置が違うだけで、ほぼ一緒の形なんですよ。
上田 あー・・・腰とかね。
赤星 はい。6番は戻り始めてるところなんですね。
上田 ほー。
赤星 やっぱり顔と下半身を動かさないように徹底的に意識したからこそのフォームだと思うんですよ。
上田 はいはい。
赤星 これによって右肩の開きを抑えつつ、上半身で強いねじれを生んでるんですね。
上田 うんうん。
赤星 だから、あれだけ飛んだんだと思うんですけど、多分練習の時にかなりこれをやってたと思うんですよ。
上田 なるほど。
赤星 試合では全くやるつもりはなかったと思うんですけど、自然に出てしまったと思うんですね。
上田 はい。
赤星 実際にこれをやるまでの9月の初め頃は18打数2安打と不調だったんですけど、このツイスト打法をやってからスゴく打率が上がってきてるんですよね。
ツイスト後 21打数10安打 打率.476
赤星 本当に優勝に向けて試行錯誤してきたフォームなのかなと。やっぱり丸選手は復調してきたんでね。優勝に一歩ずつ近付いているのかなと思いますね。
上田 ただツイスト打法とか急に試合でやって上手くいくような打法ではないでしょ?
赤星 だから日頃から練習でやってるんですよ。
以上です。