2018年6月26日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のシカゴカブス戦で7回をほぼ完璧に抑えて三振もバシバシ取ったロサンゼルスドジャースの前田健太の絶好調ピッチングをメジャーでも活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に分析しています。
【この日の前田の投球内容】
7回84球、被安打3、奪三振9、与四死球1、失点0
今季5勝4敗 防御率3.44 (6/26の試合終了時点)
【試合後の前田のコメント】
前田 まあ、やっといいピッチングができたのでスッキリしましたね。(好投の理由は)故障者リストに入る前に自分の中で凄くいい感覚で手応えがあったので、それを思い出しながら投球フォームの修正はしましたね。復帰してからはなかなか三振が取れなかったんですけど、今日はしっかりと取る事ができましたし、何となく三振を取る感覚というのが戻ってきたと思うのでいい内容、いい結果になったと思います。
アナ 前田健太投手が故障リストから復帰後、初勝利をあげました。高橋さん、素晴らしいピッチングでしたね。
高橋 いやぁ、素晴らしかったですね。怪我前にいいフォームに戻したと言っていましたし、そういう意味では三振を取る感覚が戻ってきたのはスゴくいいことじゃないですかね。
アナ そうですね。故障前を思い出しながらフォーム修正をしたと本人の言葉もありましたよね。
高橋 前田投手のいい時はしっかりと右足で立つことができて間がとれる事ができるんですね。
アナ はい。
高橋 何度もやっているんですけど、軸足でしっかり立つことができる事によって上半身に時間ができるんですね。そうすると前に体重移動した時にトップの位置が高くなって、強く叩けるので、そういう面では今日は力強いフォーシームがしっかりと投げられたと思いますね。
アナ はい。4回のクリンナップを相手した場面を見ていきます。
【その場面を見ながら解説】
アナ まずはゾブリスト選手。
高橋 はい。これは甘めの球なんですけど、押し込む事ができてしっかりと打ち取ることが出来たんですね。これほぼど真ん中なんですよね。
アナ はい。
高橋 それでもゾブリストを打ち取れるということですよね。続くリゾに対しては逆球なんですけど、多少甘い球でも差し込むことができているので打ち取れる。次のバイエズに対しては圧巻でしたよね。高めかなり球威のある球で三振を取れている。今日はこの回が特に力強かったと思いますね。
アナ うん。
高橋 今日、明日、明後日と故障箇所に何も無かったら問題ないのかなと思いますね。
アナ 痛みが出ないといいですね。
高橋 そうですね。
復帰一発目の登板はこちら
以上です。
マエケンが完全復調してきています。カーショウも復活間近なんでドジャースはこれから上げてきそうです。