2018年7月1日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のコロラドロッキーズ戦で先発し7回3失点と上々のピッチングをしたロサンゼルスドジャースの前田健太の投球についてメジャーで活躍した小宮山悟がフリーアナウンサーの上田まりえと共に語っています。
【この日の前田の投球内容】
7回97球、被安打5、奪三振9、与四球2、失点3
今季5勝5敗 防御率3.36 (7/1の試合終了時点)
【前田の試合後のコメント】
前田 (アレナドを3三振に取ったことについて)アレナド選手はこのチームの中でも一番のバッターだと思いますし、しっかりと抑えられたのは良かったと思いますし、ピンチの場面で三振で抑えることができたのでああいうところは良かったと思います。負けは先発投手の責任だと思いますし、ただ、悪い内容ではなかったので次に向けてしっかりと調整していきたいと思います。
アナ ドジャースの前田投手、7回を97球で3失点とロッキーズ打線を抑えたのですが6勝目なりませんでした。小宮山さん、残念でしたね。
小宮山 まあ、内容は非常に良かったので褒めてあげたいところなんですけど、先頭打者を塁に出して点を取られているのでそのへんは反省しないといけないんですけど、とにかく打線がダメでしたね。(※この日のドジャース打線はたったの3安打)
アナ そうですよねぇ。ただ、前田投手自身は前回に引き続いて安定感抜群ですよね。
小宮山 自分のピッチングが分かっているので、ボールの使い方でこういう結果になるだろうというのを想定できながらその通りになっていたようなピッチングだと思うんですね。
アナ はい。
小宮山 それで、軸になるフォーシームがコントロールされていてある程度の速さもありましたし、非常に腕もふれていたと思う。その振れているおかげでスライダーなんかを投げると、打者に対してかなりタイミングを外せたいるんですよ。なので有効に使えた。
アナ うん。
小宮山 今シーズンは本当にチェンジアップが良くて左バッターに対して抜群の効き目があるということで、自分で自分のボールをしっかりと頭の中に入れてバッターと対戦している感じがあったので、本当にいいピッチングでしたね。
アナ はい。故障者リストから復帰して以降は4試合で防御率が2点台と非常に安定しているんですよね。
小宮山 体調面の不安がなければ今日のようなピッチングを持続できると思うんですよ。
アナ はい。
小宮山 それで言うと、恐らくコツみたいなものを掴んで自分の中でこうすれば良いというのが分かっているので、後半戦はずっとこの感じを維持できるように感じます。大丈夫だと思います。
アナ だからこそ、打線の奮起というところが(苦笑)
小宮山 ちょっと打てなさすぎるのでこれは大変ですね。
以上です。
マエケン絶好調です。これを維持すればローテーションの軸になれるでしょう。