2018年10月7日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.阪神タイガース戦で先発し、7勝目をあげて自身3年ぶりとなる勝ち越しを決めた東京ヤクルトスワローズの石川雅規について元近鉄西武の金村義明、元日ハムの岩本勉、元ヤクルト広島の笘篠賢治がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
【この日の石川の投球内容】
5回87球、被安打2、奪三振3、四死球2、失点0
今季7勝6敗 防御率4.88
15アウトのうち8個がゴロアウト
【石川のヒーローインタビューの一部】
石川 もう勝ってめちゃくちゃ嬉しいです。内野ゴロを打たせるのが自分のピッチングなので、本当に嬉しいです。何よりも今年初めてのお立ち台なのでスゴく嬉しいです。
アナ スワローズが快勝で石川投手の好投が光りまくってましたよね。
岩本 あれだけ声を張ってインタビューを受ける石川投手というのはなかなかないですよ。
アナ そうですか。
岩本 珍しいシーンですよ。金村さん、その石川ですけども、ベテラン投手で7勝とは言うんですけど、今シーズンの成績で1つ勝ち越しの今日の勝利なんですよね。
金村 うん。
岩本 彼にとっても大きいですし、チームにとっても大きいんじゃないでしょうかね。
金村 これからはタイガースにいた晩年の下柳投手のように後ろはJFKに任せて5回6回まで自分で投げて勝ち投手になるという。
岩本 はい。
金村 同じようにやっていけば、石川は十分にまだまだやれると僕は思いますよ。
岩本 はい。笘篠さん、チームの中では5回以上を計算のできる小柄な先発投手ですけど、大黒柱として、しっかりとアピールできているんじゃないですかね。
笘篠 そうですね。これからの短期決戦でクライマックスシリーズが始まりますけど、やっぱり1イニングでも長くというよりは、どんどんリリーフを突っ込んでいって勝っていきたい試合になってきますから、石川は5回は任せられるピッチングを見せてくれたと思いますけどね。
岩本 はい。金村さんが言われましたように、強いリリーフが後ろにいたら二桁勝利も十分に考えられるピッチャーですよね。
金村 そうですよ。ガンちゃんと一緒にやっていた下柳は2005年に最多勝を獲りましたからね。
岩本 そうですよね。JFKに任せてね。
金村 はい。
岩本 ですから、初回から飛ばしてアウトを重ねるピッチングを下柳さんがしていたのをスゴく覚えています。
金村 うむ。
以上です。
年を食っても左ピッチャーなら軟投派でやっていけるんです。