2018年10月17日に読売テレビで放送された「朝生ワイド す・またん」で中日ドラゴンズの監督時代について山田久志(以下山田)が読売テレビのアナウンサーの森たけし(以下森)、小澤昭博(以下小澤)と共に語っています。
小澤 山田さんですが改めまして、2002年と2003年に中日ドラゴンズの監督をされていました。2001年のオフに星野仙一監督の後任としてヘッド兼投手コーチから監督に就任されました。2001年は5位だったんですよね。
山田 うん。
森 山田さんにはこれまで中日色ってなかったですよね。
山田 星野さんと友人関係だった。
森 それだけですよね。それまではミスター阪急ですもんね。
小澤 山田さんなんですけど、中日の監督1年目は3位で2年目が2位で終わっているんですけど、3年契約ながら2年目の9月に道半ばで解任という。
山田 これ解任なのに、フロントは辞任にしてくれって頼まれた。
森 辞めた年の監督2年目は2位なのにですか?
山田 うん。「そんなことできるか、解任にせい」って言って。
森 へぇ。
小澤 そういう事ってあるんですね。
山田 フロントの方は辞任で収めたいもんなんですよ。
森 これ3年契約の2年目に辞めちゃいましたけど、3年目の分の給料は貰えるんですか?
山田 もちろん・・・。
森 それはそうなんですか(笑)
山田 ガブ!
一同 ハハハ(笑)
山田 全額。
森 仕事しなくても貰えるのは嬉しいんじゃないですか?
小澤 いやいや、そんなことないでしょ(笑)
山田 3年契約だからね。
森 そういうことですよね。
小澤 そう考えると、山田さんも道半ばで途切れたわけですから金本監督の気持ちも痛いほど分かりますよね。(※関西ローカルの番組なので阪神贔屓の話題になります 金本監督は3年契約の1年目に事実上の解任)
山田 うん。よく分かる。やっと自分なりのチームがっていうのが出てきた頃だったからね。
森 最近は大山さんも打ち始めていましたしね。
小澤 山田さんのときは荒木・井端が伸びてきてという時期ですからね。
山田 あっ、荒木・井端というのは後々に凄い二遊間になりましたけど、当時は福留と立浪をどうするかっていうのがあった。
森 あぁぁ、なるほど。
山田 あの2人がショート・セカンドだった。
森 福留さんを外野に回したんですよね。
山田 福留と立浪の2人の二遊間の守備はダメだということで、荒木・井端をハメて上手くいった。
森 大英断ですよね。
小澤 少し金本監督と似たような立場だった感じですよね。
山田 今の阪神はちょうどその時期かもしれんね。変えるなら今。
以上です。
フロントは辞任で収めたいもんなんですね。