2019年3月17日にTBSで放送された『S☆1』でシアトルマリナーズの菊池雄星と桑田真澄が対談しています。カーブなどの話もしています。
もくじ
移籍してみて
桑田 アメリカ、メジャーリーグ1年目ということで、今どうですか?
菊池 毎日楽しいですね。
桑田 やっぱりイチロー君と一緒のチームでプレーできるのはスゴく恵まれているなと思ったんですけど。
菊池 はい。
桑田 イチロー君には声をかけづらいとかはあるの?そういうのはない?
菊池 スゴく優しく話してくださいますし、僕もたくさん質問するようにして、たくさん吸収したいという思いで。
桑田 うん。
菊池 見てるだけで勉強になってますね。
監督から受けた助言
菊池 オープン戦で監督・コーチから「日本の時よりもカーブがスゴく大事になるから、2ストライクからカーブを投げろ」と指示をして頂いて。
桑田 僕がメジャーに行った時に、メジャー球は変化球がよく曲がるという印象があるんですけど。
菊池 はい。カーブは確かに日本の球よりもちょっと落差が大きいカーブになってますね。
桑田 うんうん。
菊池 真っ直ぐを日本よりもあっちのバッターの方が待ってるなという感じがするので、やっぱり緩急が有効だなというのは感じました。
桑田 なるほどね。
菊池 桑田さんの映像を最近も見るんですけど。
ここからカーブの話題になります
桑田のカーブ講座
桑田 カーブは中指と親指が一緒なんですけど、こういう風に持つんですよね。
中指と親指を強調するために他の指を離していると思います
菊池 あぁ。
桑田 それでリリースのときに、あくまでイメージですよ。
菊池 はい。
桑田 親指で弾きながら、ボールが中指から離れる瞬間。
桑田 その瞬間に中指をキュッと引く。
菊池 あぁ。
桑田 そしてキュッ、キュッと曲げていくようなイメージ。
菊池 空手チョップのように?
桑田 うん。少しここを曲げるようなイメージでやる。
桑田 トップスピン(バックスピンの反対)になってスピン量が増えるので。
菊池 なるほど。
桑田 ぜひカーブを勝負球にも使ってもらいたいと思うんで。
菊池 はい。
桑田は以前にもカーブについて語っていました
以上です。
メジャーではカーブが非常に重要視されているようです。