2019年4月6日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のシカゴホワイトソックス戦で先発し5回6失点で降板、勝ち負けはつかなかったシアトルマリナーズの菊池雄星のピッチングをメジャーで活躍した斎藤隆がフリーアナウンサーの上田まりえと共に解説しています。
この日の菊池の投球内容
5回 被安打7 奪三振4 与四球1 失点6
防御率4.02 (4/6の試合終了時点)
菊池の試合後のコメント
菊池 カーブ、スライダーがちょっと抜け気味だったので修正しようと思いながら修正する前に点を取られてしまって。まあ3回以降は気持ちも切り替えながらボールも修正できたと思う。もう少し早い段階でできてれば違った試合になったと思います。次の試合でしっかり自分のピッチングをして必ず勝ちたいと思います。
サービス監督の試合後のコメント
サービス 菊池はこれまでのキレはなかったが粘り強く良い仕事をした。
斎藤の解説
アナ 菊池投手は序盤に不安定なところがありましたが、3回以降はしっかりと抑えていました。斎藤さん、いかがでしたか?
斉藤 はい。とはいえ、いきなり守備にエラーが続いて、かつ送球エラーから失点というはピッチャーとしては切り替えるのが大変な状況ですよね。
アナ ショートのベッカムがミスを連発しました。
斎藤 その後のダブルプレーかと思ったのがね。
アナ 普通だと最低でも1アウトいけますよね。
斎藤 そうなんですよね。まあ本人の試合後のコメントではしきりに反省していましたけど、あまり自分の責任と思わずにやってほしいと思いますね。
アナ はい。
斎藤 ただ、3回からはね。
アナ スゴいところはそこなんですよね。
斎藤 彼の能力の高さを見せてくれたのは3回以降ですね。普通ならあのままボロボロになってもおかしくない状況でしたがよく立て直したました。
アナ そうですね。2回までで6失点でしたからね。
斎藤 はい。
アナ それをうまく切り替えましたね。
斎藤 途中からは特にスライダーもキレも出てきて非常にマウンドの上で自分自身の気持ち、ボール、全てを調整したのは見事だと思います。
アナ 本当に開幕からいいピッチングしてるので次こそは勝ちがついてほしいです。
斎藤 そうですね。「1年間投げたい」という彼の入団会見の言葉から今は「勝ちたい」「次は勝つ」っていう言葉が出たので楽しみにしたいです。
アナ はい。
以上です。