2019年4月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦でリリーフ登板し、しっかりと抑えて10試合連続無失点となった読売ジャイアンツの中川皓太について横浜OBの谷繁元信と平松政次がフリーアナウンサーの梅田淳と共に解説しています。
この日の中川の投球内容
1回22球 被安打1 奪三振2 失点0
シーズン防御率0.00(4/27の試合終了時点)
平松、谷繁が解説
アナ DeNAに勝ったジャイアンツ。今日は中川といういいピッチャーが10試合連続無失点を成し遂げました。これ実は中川の活躍の裏には二人の先輩のアドバイスがあったようです。こちらです。
アナ 阿部選手からは去年の7月にアドバイスで「左ひじを下げてみたらどうか」、そして菅野選手からは今年の自主トレで「右打者の内角を意識した練習をしないさい」と。谷繁さん、まずこの阿倍のアドバイスについてはどうですか?
谷繁 うーん。まあ角度を出させようとしたんでしょうね。
アナ はい。平松さんはどうでしょうか?
平松 やっぱり変則で左ピッチャーというのはバッターはスゴく嫌がるんです。それがハマったんじゃないですかね。
アナ なるほど。
谷繁 中川のピッチングは、肘は下がってるんですけど、手首はちゃんと立ってるんですよ。
アナ なるほど。
平松 そんなには変わってませんけどね。
谷繁 そうなんですよね。ちょっとしたことなんですよね。
アナ じゃあ、もう一方の菅野の「右打者の内角を重点的に投げたらどうか」というのは平松さんはどう見ますか?
平松 もちろんインサイドを投げていかないと外のボールが使えませんから。これはもう菅野自身もそういうピッチングをしてますんで、いいアドバイスだと思いますよ。
アナ なるほど。谷繁さん、やっぱり納得できるアドバイスなんですかね?
谷繁 そうですね。右バッターが一番イヤなのは左ピッチャーがインコースに投げてくる、よく言われるクロスファイアですよね。
アナ はい。
谷繁 だからそれがシュートしないで、ちゃんとした角度で来るのが右バッターは一番イヤですからね。
アナ なるほど。これジャイアンツは、開幕前には中継ぎ以降が不安視されていましたけど、うまく回してる感じがするんですけどね。
平松 そうですね。これは本当にチームが勝ってくると投打のバランスが良くなってきてピッチャーもどんどん成績を上げてくる。
アナ なるほど。
平松 この中川は去年から10試合連続で無失点ですよ。うまくハマってますよね。
アナ そうですよね。
以上です。