2019427日にサンテレビで放送された阪神タイガースvs.中日ドラゴンズで4回裏に中日の4番ビシエドに打たれた3ランホームランの打席の梅野のリードについて広沢克己と岩瀬仁紀が疑問視しています。実況アナと共に語っています。

 

打たれたのは2打席目ですが、まずは2回裏のビシエドの1打席目の配球を振り返っていきましょう

 

ビシエドの1打席目
1球目 外に変化球でストライク
2球目 外に変化球でボール
3球目 内にストレートでファウル
4球目 内にストレートでボール
5球目 内要求のストレートが逆球でファウル
6球目 内にストレートでボール
7球目 内にシュートで内野ゴロ

 

ここで広沢が語ります

 

広沢 続けてインコースを投げた。素晴らしいね。

 

アナ 今のリードはどうだったんでしょう?

 

広沢 追い込んでから4球続けて最後にツーシームというかシュート系だと思います。まあ4つはなかなか続けないですね。(※実際には5球続けてインコース要求してますので少し勘違いしているようですがそのままでいきます)

 

そして4回裏の2打席目
阪神の2点リードでノーアウト1-2塁

 

アナ 岩瀬さん、ここで第1打席で執拗にインコースを攻められたビシエドですが。

 

岩瀬 ここは1打席目のインコース攻めが効いてると思うので、アウトコースをどう上手く使うかですよね。

 

1球目 インコースのストレートでストライク

 

アナ 広沢さん、バッターは最初の打席でインコースにあれだけ攻められて、今の初球も外というよりはどちらかというと内寄りですよね?

 

広沢 いや、もうインコースですね。でもビシエドは最初から1球目は打つ気がなかったですね。

 

アナ はい。どこを待ちますか?

 

広沢 普通はこれだけインコースを投げてくればインサイドを待つでしょう。意識せざる負えないですよ。

 

ここで西が2塁に牽制球を投げる
このときに梅野はインコースに構えていました

 

広沢 ここでもう1球インコースか。梅ちゃん、ビシエドはインコース意識してるよ。やっぱり西のコントロールがいいので、ボール球になるような球で内野ゴロ、ダブルプレーを狙いたいんでしょうね。コントロールがいいのでそうしたいんでしょうね。

 

  

そして2球目にインコースに構えた瞬間

 

広沢 梅ちゃん・・・。

 

ビシエドの打ったレフトへの当たりはスタンドに一直線

  

広沢 梅ちゃーん、ダメだよ・・・(苦笑)

 

逆転3ランでスコア3-4に

  

アナ 岩瀬さん、投げたボールはどうでした?

 

岩瀬 投げたボールは悪くはないと思うんですけど、やっぱりあれだけインコースを意識させられている中でのインコースだったので、バッターもそれなりに対応してきましたよね。

 

アナ 広沢さん、ビシエドの頭の中に相当インコースがあったということですかね?

 

広沢 ビシエドにはそりゃあるでしょ() これで6球連続でインコースなんですから。

 

アナ はい。

 

広沢 梅ちゃんてね、リードがスゴく奇抜なんですけど、0100なんですよ。あそこでダブルプレーを取れるか、ホームランかという。無難に最悪でもライト前ヒットっていう配球もできるわけですよね。

 

アナ はい。ビシエドからするともう一回インコースに来るだろうというイメージもあったんですかね。

 

広沢 もう狙わざる負えないですよ。バッターとしてプライド的にね。

 

アナ 4番ですしね。

 

広沢 うん。インコースの真っ直ぐ。相当詰まってるんですけどパワーがありますよね。

 

 

以上です。

配球には正解はないんですけど、あそこまで続けるのは広沢と岩瀬からしてもダメだったみたいです。
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