2019年7月6日vs広島カープ戦@甲子園の阪神・矢野監督の試合後のコメントです。
もくじ
試合展開
阪神の先発は青柳晃洋、広島の先発はアドゥワ誠。阪神は初回から近本と糸原のコンビが出塁し3番糸井が左中間への2点タイムリー、更にマルテもタイムリーを打ち3点先制する。一方の守りでは青柳は2回表に左バッターに打たれて1失点。更に3回表にも不運な当たりもあり2失点で同点。4回裏に糸原がライトポールギリギリに3ランホームランで勝ち越す。5回表には松山のタイムリーで2点差。しかし5回裏に梅野の犠牲フライで再び3点差。ここからお互い1点ずつ取り合い最終スコア8-5で阪神が勝利。スカイAとMBSラジオとABCラジオの野球中継のレポートを紹介します。
矢野監督の勝利監督インタビュー
―点の取り合いだったがカープに連勝
矢野 打線がいい形で点を取ってくれたんで良かったです。
―監督としては誰が殊勲者か
矢野 うーん・・・どうなんでしょうかね。球児もずっと頑張ってくれていますしね。まあ嘉男もいいところで打ってくれていますんで、誰かというよりは今日はみんなで勝てたと思います。
―近本が先頭で3度出塁 復調が大きい
矢野 やっぱり得点に繋がることがもちろんですけど、相手へのプレッシャーというところで近本が出る出ないというのがうちでは大きなウエイトを占めるんでね。やっぱり今日みたいにたくさん出てもらいたいですね。
―代打鳥谷に5月以来のヒット
矢野 たくさんヒットを打ってきた選手ですけど、今日のヒットもチームにとっても大きいですし、トリにとってもこれからいい形になっていくと思います。
―点の取り合いで7回に藤川が流れをピシャっと止めた
矢野 どっかで止めてほしいというところで、なかなかそういう場面がなかったんですけど、球児がしっかり止めてくれたというのはうちに流れが来ることになりました。
―明日は高橋遥人が先発
矢野 ずっといいピッチングが続いているんでね。相手の先発の床田をなんとか攻略して明日も楽な形で遥人が投げれるように、そういう試合をします。
勝利監督インタビューは以上
その後の矢野監督のコメント
―青柳の4回途中の交代について
矢野 もちろんあの段階で判断したから代えた。登板が続いてくれば当然疲れも出てくるし、相手もイヤなこともやってくるのも分かっている。こちらが気付いていることはアドバイスはするけれど、自分で乗り越えていってもらわないといけないな。
―再び鳥谷について
矢野 ずっと試合に出続けていたトリにヒットが出ないというのは複雑だったと思う。ただ、いつも変わらない鳥谷らしい準備を俺自身も見ているし、若い選手たちも見ていると思う。そしてチームのみんなも分かっていると思う。若い選手たちはその背中を見ている。
―8回に投げたジョンソンについて
矢野 球数が多かったけども、俺は安心して見ていたよ。オールスターブレイクまで残り4試合。無茶苦茶な無理はさせられないけれども、いけるところはいってほしいかな。
久慈守備コーチの試合後のコメント
久慈 マルテはバッティングが良くなると守備も良くなるというのがあるから、あとはグランドへの慣れかな。大きなところでアウトを取ってくれている。助かりました。家族が来ているから調子がいいんじゃないかな。
近本の試合後のコメント
近本 (猛打賞で3出塁)自分の仕事ができて良かったです。少し前から状態が良くなっている感じなんですが、気持ちも楽になりましたし、チームとしてもいい流れに乗っていけたと思います。
浜中打撃コーチの試合後のコメント
浜中 糸原のホームランは今年一番の当たりがいいところで出た。あの前にもインコースに同じような球が来ていたんで、彼の頭の中にはもう一回攻められるんじゃないかなという意識がかなりあったんじゃないか。そこで準備がしっかりできていたんで、狙っていたんじゃないかな。鳥谷もかなり鈍っている部分もあるだろうけど、やっぱり実績のある選手は素晴らしいね。
以上です。