2019年7月7日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でアリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿が2019年の前半戦についてインタビューを受けています。
38試合 32回 奪三振35 ホールド7 セーブ1
平野 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿です。いつも応援ありがとうございます。
―2018年シーズンについて
平野 去年は結果が良かったと思います。強い当たりでも正面に行ったり、スゴいファインプレーをしてくれたり。けっして僕だけの実力でああいう成績を残せたわけじゃないと思っていたので。
―2019年の開幕当初
平野 いやぁ、本当に苦しかったんですけど、僕が投げてるボールとか、感覚的なものは悪くなかったので、それでも結果がついてこなかったっていうことだったので、疑心暗鬼になるというか。それでも周りのコーチとかが「全然大丈夫 最初だから、ボールもちゃんといってるよ」って言ってもらって、自分の中で半分納得して、辛抱強く投げていくことが一番大事だと思います。
球速(km/h) | 回転数(回/分) | |||
フォーシーム | スプリット | フォーシーム | スプリット | |
2018 | 147.0 | 134.2 | 2214 | 1172 |
2019 | 145.3 | 134.5 | 2208 | 1203 |
―結果が出てから
平野 やっと波に乗れてきたのかなという感覚があったんで、「よし、こっからだ」って思った試合でした。だから、一喜一憂しないように心掛けて今シーズンはやっています。
―本当にカットボールを投げた?
平野 投げてないですね(笑) まあ球速が落ちたストレートをカットボールと書いてくれたら、逆に相手が戸惑うからどんどん書いてもらってもいいですけどね(笑) まあ今年は最初、新しい球をキャンプからやってましたけどね。
―挑戦した新しい球種とは
平野 カーブですね。昔は投げていたんですけどね。それがいざマウンドになると思うように投げられないし、自信が出てこなかったので、すぐに封印しましたけどね。でも、試みたことは悪い事じゃないので、これからもチャンスがあればどんどん新しい球種には挑戦していきたいですけどね。
―対決したいバッターは?
平野 いないです。はい。そんな夢を持って野球をやっているわけではないので。そりゃいいバッターはたくさんいますけど、その人たちとわざわざ対戦したいと思ったことは一回もないですね。
―今季最高の一球は?
平野 ドジャース戦でピンチでいって、フルカウントまでいって、最後にストレートで見逃し三振を取れたんですけど、その一球。
―その場面について
平野 押し出しすると勝ち越されるっていうところでのあの一球は自分の中ではしびれたというか、ホッとしたという意味では一番覚えているボールかなと思います。
―今後の意気込み
平野 今の僕自身は満足できる数字でもないので、ここから平野がいて良かったと思ってもらえるように、チームに貢献できるピッチングをしていくこと、それだけなんですけど。あとはチームのプレーオフ進出というのは、僕も初めての経験になるんで、それをどうしてもやりたいとので、僕もそうやって力になれるように後半戦も頑張っていきたいと思います。
以上です。