2018年8月にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でメジャーで働く日本人というテーマで紹介されていた方がどういう成り行きでその職に就いたのか、色々なことを語ってくれています。

 

鈴木アントニーさん、40歳。14年前からメジャーの世界で働いている

 

―現在の経緯

鈴木 はじめまして。シアトルマリナーズの鈴木アントニーです。ハワイに生まれ育って、16歳の時に日本に引っ越しですね。もともとは日本のプロ野球選手を目指してやっていきたいという夢が強かったんですけど、なかなかそれが実現できず。そんな中、野球に携わった仕事をしたいという気持ちが強かったので。

 

転機は2004年で当時パドレスに所属していた大塚晶の通訳になったことでした。その2年後にはマリナーズに入団し城島、イチロー、川崎、岩隈、青木をサポート。

 

―心掛けていること

鈴木 今まで色んな選手の通訳をしてきましたけども、最初にその選手の信頼を得なければいけない。そこが一番大きいですよね。

 

2009年のWBCでは日本代表をサポートし日本代表は優勝 その時の喜びは今も忘れらない

 

鈴木 やっぱり勝ちに貢献できた時が一番嬉しいですし、やりがいも感じますし、選手と一緒に戦って、少しでも貢献できれば、その日に美味しいお酒が飲めるかなという感じです(笑)

 

マリナーズに所属して13年目の鈴木さんは、現在は通訳以外の仕事も任されることに

 

鈴木 今はコーチ陣の管理の仕事をしていて、ラインナップを制作したり、監督からその日の情報を全ていただいて、それをスケジューリングして、それを皆さんに発表するという仕事を基本的にしています。その他に、試合中はリプレー検証ですね。チャレンジの仕事もしています。

 

鈴木さんは2018年から担当するようになったのは、微妙な判定が出たときにチャレンジするべきかどうかを監督に伝える仕事『リプレーコーディネーター』。判断に必要な時間は僅か30秒。カメラ18台分の映像をチェックする。

 

鈴木 ダグアウトの裏で試合をずっと見ながら監督とずっと連絡を取り合って、ここはチャレンジする、チャレンジしないを判断する。当然、ミスをしてしまうと、その試合に負けてしまうケースもありますので責任を感じます。多くチャレンジして、1回でも2回でもそれが成功に結び付いて、勝利に繋がれば、それはそれで万々歳ですからね。

 

 

―チームで大きな責任を担うようになった鈴木さんの今後の夢

鈴木 いつかGMになれたらとは思います。私は現場で色んなことを経験して、スカウトの仕事も当然必要になってくると思いますし、色んな経験をして、色んな引き出しを持った中、成長できればなと思っています。

 

 

―将来、メジャーで働きたい若者へのメッセージ

鈴木 意識をまず持つことが一番大事だと思います。どうしても、日本にいるとメジャーリーグという遠い世界という感じはしますけども、実際遠くないですし、意識を高めて学ぶという心を忘れずに過ごせば必ずその夢は叶うと僕は思います。いつか、こういった仕事に就ける方が一人でも増えたら私は嬉しいと思いますし、色んなコネクションを作ることも大事なのかなと思います。

 

 

以上です。

将来、鈴木アントニーGMというのが実現するといいですね。

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