2018年8月に広島テレビで放送された広島カープの丸佳浩と野村謙二郎との対談です。打撃理論について語っています。

 



野村 今シーズン、レフト方向のホームランが非常に多いだけではなくて、もう打った瞬間にホームランっていうのがあるじゃない。

 

丸 はい。

 

野村 今までとはちょっと違った手応え?

 

丸 今までというのは引っ張った打球で「いったなあ」というのはありましたけど、今年に関して言えば反対方向でも自分の中で確信のあるホームランが増えたなというのはありますね。

 

野村 うん。

 

丸 精度が上がったかどうかは分からないですけど、自分のいいポイントというのがちょっとずつ分かってきたのかなというのはありますね。

 

野村 うん。

 

丸 今まではネクストからバッターボックスに向かうまで考えていても、いざバッターボックスに立って構えたら、やっぱりブレる時というのが出てきちゃったんですけど、今年はブレるというのがあんまりないですね。

 

野村 うーん。とにかく何年もフォアボールが多いんだけども、2ストライクからフォアボールになることが多い。その時に意識していることって何?

 

丸 そんなに変わった意識というのはないんですけど、やっぱりより引き付け気味で打たなきゃいけないですし、その中でもともと低めはあんまり振らないというか、手が出ないんで、逆にそれがいい意味で我慢になっているのかなというのはあるんですけど。それに関しては早い段階からそうですけど、我慢するというのはすごく意識していることですね。

 

野村 何年か前からさ、また言ってしまってそうなったら困るけど、かかと体重になるというのがあるじゃん。

 

丸 はい。

 

野村 自分の踏み込んだ足の踏み込み方に対して踵体重になっているのは自分の中で分析は出来たの?何が原因だったっていう。

 

丸 やっぱり、遅れちゃいけない。タイミングを早めに早めにと取ろうとすると。

 

野村 うん。

 

丸 実際に早めにタイミングを取っていたんですけど、逆に早く取り過ぎて、待ちきれなくて流れていっちゃうっていう。早くしなきゃ、早く距離を詰めなきゃって考えると。

 

野村 ということは、今の話からするとこのタイミングの取り方(丸がよくするバットを上下させてタイミングを取る動き)というのはそれを遅らせるためのタイミングの取り方なんだ。

 

丸 そうです。自分の中でワンテンポ落ち着きを取るための動きというか。はい。

 

野村 言葉じゃないけど、(左手を上下動させながら)早くいくなよって感じ?

 

丸 そうですね。自制を利かせている。もともと前に突っ込んでしまうバッターなので。

 

野村 そうだね。そうしてやることによって、ポイントが段々と中に入ってもトップから最短距離でボンっとバットが出るようになったという。

 

丸 そうですね。

 

 

以上です。

ピッチャーが空振りさせたい低めに落ちる球も振らないから強すぎます。

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