2023年11月26日にフジテレビで放送された『S-PARK』でプロ野球選手100人が選ぶパワーヒッター部門のランキングが紹介されていました。ナレーションと共に進行します。
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2022年は日本人歴代最多56本塁打の村上宗隆がダントツでナンバーワンに輝いたが、2023年は岡本和真が村上を抑えてセ・リーグ本塁打王に返り咲くと、一方のパ・リーグではプロ野球の歴史上初の3人(26本で浅村、ポランコ、近藤)の本塁打王が誕生する異常事態。候補者多数のパワーヒッター部門。果たしてナンバーワンの座に輝くのは・・・
パワーヒッター部門 第5位
秋山翔吾 単純にパワーはスゴいあるなと。
岡本和真 体もスゴく大きいし、スゴいパワーだなと。末包選手。
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ホームラン王・岡本が絶賛したのが広島の2年目末包昇大(4票)。今シーズン放った12本のホームランのうち6本が巨人キラーの末包。
岡本和真 「これが入るんや」と。(体勢を)崩されてもそうですし、低い打球がそのまま突き刺さったりするので、スゴいパワーだなと思いました。
パワーヒッター部門 第5位(2人目)
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その末包が投票したのはもう一人の新星。
末包昇大 一歩動いたくらいで「あっ、もう入ったわ」くらいになる。度肝を抜かれました。
西川龍馬 環境変わったらあれだけ変わる子もおるんだなと。
関根大気 僕としてはダントツかなと。細川成也。
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現役ドラフトで移籍し大ブレイク。中日待望の長距離砲・細川成也。投票した選手が口を揃えたのは・・・
末包昇大 広いバンテリンドームで。
佐藤輝明 やっぱあの広いバンテリンドームで。
西川龍馬 やっぱバンテリンでポンポンホームラン打てるってなかなかいないんでね。
番外編
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12球団の本拠地で最もホームランが出にくいバンテリンドーム。その中で細川は日本人選手では13年ぶり2桁ホームラン(2010年の和田一浩以来)となる11本のアーチを架けた。そんなホームランの出にくいバンテリンドームで今年3月に侍ジャパンに合流した大谷翔平が最上階の5階席に打ち込み話題となったが、そんな大谷に匹敵するパワーを持った逸材を発見。
小笠原慎之介 力だけっすよね?力だけだったらウチの鵜飼だと思います。いつもバッティング練習を見てるんですけど、5階席に平気で入れてくるんで。
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なんと大谷級のパワーを持つというのが中日の2年目鵜飼航丞。その片鱗を見せたシーンがこれだ。
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残念ながらファウルとなったが、鵜飼の放った打球は広いバンテリンドームの5階席へ。
小笠原慎之介 試合で(フェアゾーンに)あれくらい飛ばしてくれたらな・・・。
パワーヒッター部門 第4位
長岡秀樹 音と打球のスピードがエグくて。
今永昇太 やっぱり苦しい時期もあったと思うんですけど、しっかりここまで積み上げてするのが本当にスゴい選手だと思いますね。
青木宣親 ちょっと崩されても(スタンドに)入れるような印象があるんで。まあ、ムネかなぁ。
山田哲人 村上じゃないですかね。
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去年のナンバーワン。ヤクルトの村上宗隆が6票を獲得し、4位に登場。今シーズンは不振に苦しみながらも、積み上げた31本の本塁打は12球団で2位。自身も3本のホームランを浴びたDeNA今永が衝撃を受けたというのが・・・
今永昇太 (広島の)戸根さんのスライダーを手で合わせただけでホームランにしたんですよ。
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ボール気味のスライダーにバットを合わせると打球はそのままレフトスタンドへ。衝撃の一発にチームメイトも思わず苦笑い。
今永昇太 本当にピッチャーからしたら、失投でもないですし、選択も悪くないですし、それをホームランにされるというのが、彼の群を抜いたスゴさだと思いますね。
パワーヒッター部門 第3位
高橋光成 甘いところにいったら果てしなく飛んでいくんだろうなって(笑)
森友哉 「どこまで飛ばすねん」というくらい飛ばすんで。
蛭間拓哉 「えっ!?これで入るの?」みたいな感じで。
宮城大弥 打った後のこっち(力こぶポーズ)もスゴいですし。
則本昂大 「パワー!」ってやるぐらいなんで。
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「パワー!」でお馴染みのパ・リーグのホームラン王・ポランコが10票で第3位。ロッテに移籍した今シーズン、その怪力で豪快なホームランを連発したが、チームメイトは更に驚愕のパワーを目撃していた。
和田康士朗 僕の事を肩で持ち上げていました。片手で担がれてスクワットしてました。
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まさに超人的な「バワー!」
パワーヒッター部門 第2位
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第2位は4番バッターが認める4番。
牧秀悟 同じ4番バッターとして見てたんですけど、もうヤバいなと思ってました。
大山悠輔 何年も続けているというのはスゴいなと思いますし、憧れてますね。
石川昂弥 レフトにもライトにもセンターにもホームランを打てるので。
村上宗隆 僕は一択ですね。岡本さん。リスペクトしてます。
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第2位は他球団の4番もリスペクトする巨人の4番・岡本和真で28票。2年ぶりのホームラン王に返り咲いた今シーズンはまさに記録ずくめ。8月には自身初の1試合3ホーマーで王さん、松井秀喜さんに次ぐ球団3人目の6年連続30号に到達すると・・・勢いそのままに球団の右打者では最多となる月間(8月)12本のアーチを架けた。更に史上114人目の200本塁打を達成すれば、球団生え抜きの右打者では最多となる41本塁打。そんな記録ずくめのシーズンにチームメイトが衝撃を受けたというのが・・・
門脇誠 看板に直撃したホームラン。あれはもう「うおー」ってなりました。
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飛距離136メートルの一発は看板直撃の特大弾。
門脇誠 もう唖然ですよね。「うわっ ヤバっ」みたいな。人間離れ。人間じゃないです。
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そのパワーでホームラン王のタイトルだけでなく、看板直撃の賞金100万円をゲットした。
パワーヒッター部門 第1位
細川成也 「THE パワー」というか。
西村天裕 規格外のパワーというか。
荘司康誠 パワーの神みたいな。
柳田悠岐 パーンって振ってぶっ飛ばすというところが。昔の僕を見ているような。
浅村栄斗 僕なんか全然敵わないぐらい、スーパーなバッターですね。
近藤健介 打球のスピード、飛距離。規格外というか。
山本由伸 夢がありますね。もうロマンしかない。マンチュウ。
松本剛 マンチュウでしょ。
清宮幸太郎 マンチュウでしょ。
石川慎吾 マンチュウでしょ。
加藤豪将 マンチュウかなと思います。
伊藤大海 マンチュウじゃないですか。
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遂に覚醒した23歳のスラッガー。マンチュウこと日本ハムの万波中正がセ・パホームラン王の4人を抑えて32票でナンバーワンに。
万波のコメント
万波 (受賞盾を受け取り)めちゃくちゃ嬉しい。カッコいいですねぇ。ずっと画面越しに見てたんで、恋い焦がれてました。
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5年目で打撃成績が飛躍的に向上した万波だが、その要因は・・・
万波 去年1年間終わった結果が出たときにストレートに対しての数字が良くなかったので。
2022年 .190→2023年 .287
(データスタジアム提供)
万波 速い真っ直ぐを打てるようにと考えて、それで何が一番確率いいかなと。
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苦手としていた速いストレートの対応。そのために万波が変えたのが打席での構え。去年の構えと比べてみると。
万波 それで真っ直ぐのライン(軌道)になるべく早く乗せて振れるように。肩の位置からそのまま振ると当たる範囲が狭いんで。それが仮にここからずーっと振れてたら。
万波 どこかで当たる可能性があるので難易度が下がる。
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つまりストレートの軌道にいち早くバットを乗せることでバットにボールを当てる確率を高めるの狙いだと言うのだ。
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その取り組みが実を結んだのが・・・
万波 オスナ投手から打てたホームランかなと思います。
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それはファンだけでなく選手たちにも強烈な印象を与えた1日だった。
藤岡裕大 あれは強烈だったので。
伊藤大海 先頭打者ホームランを打って、最後サヨナラホームランで締めてカッコいいなと。
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それは9月16日のソフトバンク戦。1番でスタメン出場した第1打席にライトに先頭打者ホームランを放つと、同点とされた9回裏にはソフトバンクの守護神・オスナからレフトスタンド上段へサヨナラホームラン。
近藤健介 僕はレフトを守ってたんですけど、一瞬でスタンドに入りましたし、もうなんかスゲーなと思いながら見てました。
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勝負の懸かる大事な場面でソフトバンクのオスナから課題にしていた速いストレート153キロのボールを完璧に打ち返した。
万波 場面も最高でしたし、打った球、打ったピッチャーを含めて自分の取り組みが本当に実ったなと感じました。
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ファンだけでなく選手も魅了するパワーヒッター万波のバットから今後も目が離せない。
1位 万波中正 32票
2位 岡本和真 28票
3位 ポランコ 10票
4位 村上宗隆 6票
5位 細川成也 4票
5位 末包昇大 4票
番外編 鵜飼航丞 2票
以上です。
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