2017年3月にBS1で放送された『球辞苑』で1002打席の連続無併殺打の日本記録を持っている金本知憲が自身のその記録について語っています。

 



1002打席連続無併殺記録は2000年5月2日から2001年9月28日の期間に達成した。2000年シーズンではトリプルスリーを達成している時期に密かにこの無併殺記録も達成している。現役21年間でも通算96回しか併殺打を打っておらず、1シーズンの平均で4.57回という少なさ。滅多にチャンスをぶち壊さないプレイヤーだった。

 

―無併殺記録は金本にとってどんな記録?

金本 一番の誇りですね。

 

―その理由は?

金本 ゲッツーは内野ゴロで1塁でアウトになろうがセーフになろうが、打率が下がる場面じゃないですか。そこで1塁に全力疾走してきたのは僕の誇り。胸張れますね。

 

当時の金本は4番打者で当然ランナーを置いた場面が多く、ゲッツーを食らう確率も高い。その中で何故あの驚異的な記録を作れたのか。

 

―4番で記録を作れた理由

金本 けっこうホームランを打ってた時期だったので、内野手はそんなに前に守れないですよね。例えば赤星(憲広)よりは内野手の守備位置は一歩二歩後ろに守ってたと思いますしね。

 

―ゲッツー阻止で特に重視していたこと

金本 ゲッツーがある場面で打った瞬間に「ヤバい」と思いますよね。その時にバットを置いたら1歩から1塁に全力でひたすら走る。結構、走り始めの遅いバッターっているんですよね。打った後に打球を見て走っちゃう、トップスピードに入るのが遅い選手はいましたね。そういうバッターはゲッツーになりやすかったと思います。

 

―打席での意外な狙いもあった

金本 1アウト満塁とかで、内野ゴロでゲッツー崩れの1点とかは狙って打っていましたし。2塁ベース付近を避けて1-2塁間とか三遊間に詰まってゴロを打ちに行くとかですね。三振したら何も起こらないんでね。もしくは叩きつけるとかね。それで無難に1点取っておこうみたいなね。そういうのを意識してやってましたね。

 

―4番なので長打を期待されているはずだが

金本 2ストライクまでは長打を打ちに行きます。2ストライク後にゲッツー崩れ狙いのバッティングをしないと。ヒットを打てればベストですけど、そういうバッティングをしてましたね。

 

―チームとしてのゲッツー対策は?(放送当時の金本は阪神の監督)

金本 ないですねぇ。対策というかゲッツー崩れは大事にして欲しいなと思いますね。

 

 

以上です。

全力疾走は大事です。

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