2019年2月3日にフジテレビで放送された『S-PARK』で福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩と柳田悠岐がインタビューを受けています。聞き手は谷繁元信とフジテレビアナウンサーです。

 

アナ 松田選手、2019年はホークスが九州に本拠地を移してから30年ということで、日本一3連覇も懸かりますけど、より今年に懸ける思いが強くなるんじゃないですか?

 

松田 やってやりましょう。

 

アナ ホークスの九州での30年というのは、まさに平成の30年と重なるんですけど、去年、平成最後の日本シリーズを制したホークスは平成最多7度の日本一に輝きました。松田選手はこの数字を意識されてましたか?

 

松田 そうですね。資料を見せてもらったんですけど、やっぱり柳田様々かなと思ってます。

 

アナ その柳田選手は入団してからの8シーズンで、なんと日本一に5回輝いているんですね。

 

柳田 スゴいっすね。

 

アナ こちらについては意識されてませんでしたか?

 

柳田 してないですね。

 

アナ 谷繁さん、柳田選手のスゴさは改めてどうですか?

 

谷繁 年を増すごとにバッティングの技術が上がっていってるんですよね。だから、最初はフルスイングだけだったんですけど、近年はフルスイングからコンパクトに打ち返せるようになってきたなと思います。

 

アナ 柳田選手、どうですか?

 

柳田 スゴい嬉しいです。

 

谷繁 ハハハ(笑)

 

 

柳田 谷繁さんによくバッティングを聞くんで。

 

アナ えっ、そうだったんですか?

 

柳田 スゴいですよ。谷繁さんが現役時代に試合中にバッターボックスに入ったら「お前、もうちょっとバットの位置を下げろ」って言われたんですよ。

 

アナ はい。

 

柳田 それオープン戦の時で全然打てなかった時期だったんですよ。1割ぐらいやったんです。

 

アナ はい。

 

柳田 それでパッとバットの位置を下げたんです。そうしたら次の球をホームランです。

 

アナ えぇ!?

 

柳田 これマジです。それでその瞬間に僕は谷繁さんの信者になりました。

 

谷繁 ガハハ(笑)

 

アナ なるほど(笑)

 

柳田 困った時に谷繁さんに聞くっていう。

 

アナ でも試合中にフォームを変えて打っちゃうのもスゴいですけどね(笑)

 

柳田 ビックリしました。

 

谷繁 なんかその時は手の動きが無かったんでね。だからバットを下げた方が、手が動くんじゃないかなと思ってちょっとアドバイスを送ったんですけどね。

 

アナ そんな事があったんですねぇ。まあ、チームとしては3年連続の日本一を目指すシーズンになると思いますが、お二人には個人としての目標を書いて頂きました。まずは柳田選手からお願いします。

 

 

柳田が目標を書いたフリップを出す

『3割 45本 107打点』

 

 

アナ これ107打点は刻んできましたね(笑)

 

柳田 リアルな感じがでてるかなという。

 

アナ 昨シーズンが102打点でここから5打点アップですね。

 

柳田 そうですね。アップしたいですね。

 

アナ 松田選手はこの目標をご覧になってどうですか?

 

松田 まあ、現実的でいいですね。いい所に目標を置いてますよね。

 

アナ 一方の今シーズンの松田選手の目標は。

 

松田 はい。

 

松田が目標を書いたフリップを出す

『8度目のゴールデングラブ賞と熱男35回』

 

 

アナ おぉ。つまりホームラン35本ですね。

 

松田 はい。

 

アナ どちらもホームランの数字を目標にあります。柳田選手、お二人は毎年ホームラン競争をされてるんですよね。

 

柳田 そうです。競争してます。

 

 

松田vs.柳田のHRバトル
20112012201320142015201620172018
松田HR259201835272432
柳田HR05111534183136

 

アナ 年賀状でも宣戦布告していると伺いましたが。

 

柳田 本当に尊敬している先輩なんで、そういう先輩を追い掛けてやっていけば自分のスキルアップというか、成長していけるんじゃないかと思って、やらさせて頂いています。

 

アナ ここまで通算では松田選手が6勝で柳田選手が2勝ということですけど、松田選手どうでしょう?

 

松田 最近の結果がヤバいんで、最近はホームランよりもゴルフの結果で勝ってるんで、ちょっと方向転換しようかなと思ってます(笑)

 

柳田 ハハハ(笑)

 

 

以上です。

この二人が打てば日本一も余裕で見えてきそう。

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