2019年7月30日vs中日ドラゴンズ戦@甲子園の阪神・矢野監督の試合後のコメントです。
もくじ
試合展開
阪神の先発はガルシア、中日の先発は大野雄大。ガルシアは初回からピンチを招きゲッツーでチェンジかと思いきやセカンド転送で糸原がボールをこぼし、その間に1点が入る。阪神は直後の2回裏に梅野の2塁打、ガルシア送りバント、近本のタイムリー内野安打で同点とする。しかし、3回表に中日5番阿部にソロホームランを打たれて1点勝ち越される。ここからシーソーゲームに突入。阪神は5回裏に近本のヒットからソラーテの来日第2号となるホームランで勝ち越し。6回表には中日がビシエドと阿部のタイムリーで逆転。6回裏にはマルテのヒットから糸原ソラーテのタイムリーで2点取り阪神が再び逆転。阪神は必勝リレーで8回にジョンソンを投入するが大島のサードフライを糸原が落としそこから連打でまたも逆転される。完全に負けパターンでしたが9回裏に先頭近本がヒットで出塁、ここでソラーテがなんと逆転サヨナラ2ランで試合終了。最終スコア6-5で阪神の勝利。スカイAとABCラジオの野球中継のレポートを紹介します。
矢野監督の勝利監督インタビュー
―すごいゲームだった
矢野 何て言ったらいいんですかね(笑) ちょっと分からないですね。
―ソラーテの印象が残った
矢野 最後に打ってくれましたけど、ああいうところで打ってくれることを期待して獲った選手なんで、本当に試合の流れを変えてくれることをしてくれる選手なんで、まさかね・・・「打ってくれ」とは思いましたけど、本当によく打ってくれました。
―サヨナラのホームを踏んだ時に何と声を掛けた?
矢野 言葉が通じないんで「サンキューサンキュー」と言っていただけですけど、まあちょっと何が起こったか分からないような感じでした。
―1番の近本が攻守にいい働きをした
矢野 うーん。ただ、今日は(他の選手に)ミスが多すぎたんで、そういうモヤモヤがずっとあって、監督として喜びたいんですけど、方やもう一人の自分はこれで喜んでいいのかな、という自分と両方いるような試合でした。
―今日のソラーテの守備の評価
矢野 こちらも見えないリスクを負いながら使っていますので、それは僕の責任なんで、そこは今後も見ていきながらと思います。まあ今日は全てを取り返すようなことをしてくれているんで、これから考えます。
―リリーフ陣も踏ん張った
矢野 野手が足を引っ張っていく中でその後を食い止めてくれたからこの結果になったと思います。まあ・・・複雑なところですね。
―明日に向けて
矢野 打線はいい形でヒットが出だしていますので、そこでどう守っていくかというのがありますので、チーム全体で課題を克服していきます。
勝利監督インタビューは以上
その後の矢野監督のコメント
―改めて今日の試合について
矢野 エラーはついていないけどやはりミスが多い。夏休みで子供たちが多く訪れている中でプロとして参考になるプレーではない。イージーなプレーでミスをしているからピッチャーも苦しくなる。それでも勝てたのは救いかな。
―ソラーテについて
矢野 守備位置を含めて色々と考えてやっていかないといけないな。ただ、ミスを恐れてプレーしてほしくないんだけどね。
―プロ初勝利の浜地について
矢野 あっ、そっか。去年投げるのがやっとのピッチャーだったのがプロの一歩を踏み出した。プロとして1が付くのが前に進めるからね。
以上です。