2022年9月18日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦でチームの連敗を止めて、キャリアハイとなる11勝目を飾った横浜DeNAベイスターズの大貫晋一について元日ハムの岩本勉、元ヤクルトの五十嵐亮太、元横浜の高木豊がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

 

大貫のヒーローインタビューの一部

大貫 連敗も続いてましたし、自分で何とか止めれるように強い意識を持って初回から飛ばしていきました。投げるだけがピッチャーじゃないと思うので、色んな工夫をしながら、相手のバッターに勝負できたと思います。

 

 

大貫を語る

この日の大貫の投球内容
6回110球 被安打6 奪三振6 四球2 失点1
今季11勝7敗 防御率2.57(9/18の試合終了時点)
多彩な投球術でキャリアハイの11勝目!

 

アナ DeNAが巨人を下し、連敗を3でストップしました。豊さん、この試合の熱視線をお願いします。

 

高木 やっぱり大貫と嶺井のバッテリーですね。それでジャイアンツ打線を見てみると、中田をどうするかなんですよね。一番当たってるバッターですからね。

 

岩本 はい。

 

高木 それで1打席目はシュートでインコースを意識付けさせといて、抜群の切れ味だったスライダーで打ち取ってたんですよね。そしてヒーローインタビューでも「投げるだけじゃない工夫」と言ってたんですけど、3回裏の丸の打席で最後に三振のシーンなんかはいつもと違うちょっとクイックモーションで投げて打ち取ったんですよね。

 

岩本 なるほど。

 

高木 こういう工夫も見られたし、非常にテクニックを感じられましたね。あとは何と言ってもカーブ。嶺井のリードで1巡目はずっとカーブを隠してたんですよね。それで2巡目からはカーブを急に使い出した。だから非常に味のある配球というか、バッテリーの組み立ててであったり、技であったりしましたね。

 

岩本 うんうん。五十嵐さんはどう見られましたか?

 

五十嵐 今、お話された通りじゃないですか。大貫選手本人も言ってましたけど、投球技術ですよね。ただ投げるだけじゃなくて、タイミングを外すとか、コーナーに丁寧に投げ分けるとかで言うと、ピッチャーは抑えるためにはどんな工夫をしてでも抑えることを考えるので、そういった工夫がとても詰まったピッチング内容だったと思いますね。

 

岩本 工夫が上手くいった時って次のアイデアもどんどん出てきますからね。

 

五十嵐 そうなんですよ。いい時ってそうなりますよね。

 

 

以上です。

右のエースですね。
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