201984日にTBSで放送された『S1』でこの日の横浜DeNAベイスターズvs読売ジャイアンツの真夏の首位攻防戦を野村克也がぼやき解説しています。

 

試合前

巨人とDeNAは最大10.5ゲーム差もあったゲーム差が約20日間で試合前の時点で1.5ゲーム差まで大接近。

 

―前日にパットンは降板後に冷蔵庫を殴るシーンが流れる

野村 うわぁ、すげぇ。指、壊すだろ() 商売道具。

 

―パットンは登録抹消に

野村 ピッチャーが1人減るわけだからもっと自分を大事にしないとね。監督室に呼んでお説教だね。

 

―巨人の岸田はプロ初スタメンマスク

野村 こういう名前の聞いたことのないような訳の分からんキャッチャーを使うのは「何を考えているんだろう」と原監督に聞いてみたいよね。フッ()

 

 

試合開始

1回裏 巨人はピンチを招きキャッチャーの岸田はベンチを頻繁に見る

野村 キャッチャーはベンチばかり見てる。ベンチから指示が出てるんでしょう。

 

―そのピンチで筒香にインコースを投げて四球

野村 このキャッチャーは強気を勘違いしてんじゃない。インコース中心に攻めるのが強気という、そればちょっと強気とは違うと思うんだよね。バッターの考えることを手に取るように分かっちゃうのが名捕手じゃない。

 

このピンチで巨人はロペスの併殺崩れの間に1点先制される。

 

 

3回裏 同点の場面で巨人はピンチでしたがゲッツーの当たりでセカンドからの転送をファースト岡本がミスをしゲッツーが取れずDeNAに勝ち越される

野村 ハッハッハ。ファーストのトンネルじゃん。ワンバウンドが来てるけど止めようという気がない。岡本らしいといえばらしい。いつもボーっとして野球してるから。ボーっと野球してんじゃないよ。

 

5回表2アウト満塁で岡本を三振に取った今永

野村 これは良いピッチャーだよ。ピッチャーらしいというかね。地球は自分中心に回ってるという、そういうふてぶてしい性格なのがピッチャーとしてはいいよね。

 

6回裏 石川雄洋が1塁線の当たりで1000本安打達成 矛先はファーストの岡本

野村 よっぽど守備がまずいな。何とか止めなきゃね。

 

―最初の失点も岡本の守備

野村 そういうところが監督の教育ですよ。

 

7回表 チャンスで坂本の打席でエスコバーが投げた球が坂本の頭付近にひっかかる

野村 おぉ。

 

―坂本がその打席でタイムリーを打ち1点差に迫る

野村 さすが坂本。この1点は大きいよね。

 

―その後、2アウト2-3塁のチャンスで岡本は空振り三振

野村 ミットに入ってから振ってるよ。喝!

 

その後、DeNAは逃げ切り首位巨人に0.5ゲーム差とする。

 

 

試合後

―攻守で精彩を欠いた4番岡本

野村 まあ岡本に対してはまだこれからでしょ。育成の過程にいる選手だから。岡本!頑張れよ!期待してるぞ!

 

 

以上です。

岡本が悪目立ちした試合でした。
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