2019年9月13日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.広島カープ戦で足で決定的な追加点を奪った読売ジャイアンツの増田大輝について元横浜の平松政次、高木豊、中日で監督をしていた谷繁元信がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
アナ 巨人が山口投手の見事なピッチングで広島に勝利し優勝マジックを6としました。そんな中で増田選手は足でチャンスで拡大して追加点をもぎ取りました。
高木 谷繁さん、原監督って言ったらスペシャリストを作りたがりますよね。
谷繁 今年、僕が春のキャンプに行った時に原監督が今年のキャンプの最重要課題は聞いたら、「第2の鈴木尚広を作ることだ」と言われていたんですよ。
高木 はい。
谷繁 出て来ましたね(笑)
高木 やっぱりスゴいね。
平松 この増田というのはキャンプで名前が挙がっていた?
谷繁 いや、そんなに目立たなかったんですよ。
平松 そうなんだね。
高木 ただ、初ヒットをキッカケに定着するようになって、阪神戦だったかな、二盗・三盗と2球で1塁から3塁に行きましたからね。
平松 それでバッティングも巧みなものを持ってますよ。
高木 そうですよね。でも、この足技っていうのはやっぱり1点をもぎ取る時に、ジャイアンツは必ず点にしていくよね。
谷繁 そうですね。だから僕は鈴木たかひろと何回も対戦しましたけど、やっぱりイヤですよ。
高木 イヤだよね。
谷繁 言葉は悪いんですけど、面倒臭いなあみたいな(笑) また終盤になったら出てくるの?みたいなね。
高木 分かる分かる。それで絶対に走ってくるしね。
谷繁 はい。だからそれを何とか刺してやろうと思って、配球もその都度変えたりしてね。
高木 そうだよね。今日なんかは盗塁で會澤が投げれてないからね。
平松 増田にしても鈴木尚広にしても、ここぞって時に盗塁して絶対に成功するじゃないですか。
谷繁 うんうん。
平松 やっぱり足と能力ですよね。
高木 あとはプレッシャーのかけ方ね。
平松 そうそう。
以上です。