2018年2月に放送された「猛虎キャンプリポート」という番組内で元阪神の掛布雅之と朝日放送の中邨アナと元阪神でスカイAディレクターの福家雅明と共に語っております。

 

福家 やっぱり練習を見ていると若い。中心選手が全て27,28歳。

 

掛布 若い。30前のね。

 

福家 30前の働き盛りっていう。

 

掛布 それでね、落ち着いています。

 

中邨 もう大人になっている。

 

掛布 ちょうど僕が行った時にシートバッティングでランチが終わってから1番最初に出てくるのが菊池とか丸ですよ。

 

中邨 あぁぁ、1番最初に出て来るのが中軸。

 

掛布 それで上本の弟がデッドボール当たったんですよ、足に。

 

中邨 はい。

 

掛布 それで代わりに誰かがファーストランナーに出ないといけないじゃないですか。

 

中邨 はい。

 

掛布 誰が行ったかというと、丸が行きました。

 

中邨 そうなんですか。だから、その中では骨惜しみもないし。

 

掛布 そうですね。緒方監督ともちょっと話させもらいましたけど「1番から4番までは固定して戦います」と言っていましたね。

 

中邨 それがまたチームのセンターラインに近いところを守れるというね。

 

掛布 サードでも安部君あたりがいい味出しているから下位打線が充実する打線を組めますよね。

 

 

【ここで投手陣の映像が流れる】

 

掛布 ジョンソンは去年ちょっと体調を崩してファームで何試合か投げたんですけど凄い体が細かったんですよ。

 

中邨 はい。

 

掛布 もう戻っていますね。

 

中邨 戻っている。じゃあ、要注意ですね。

 

掛布 要注意ですよ。ですから、投打のバランスを考えると広島は1番いいんじゃないですか、バランスは。

 

中邨 なるほどね。

 

福家 投手陣の若手がね。岡田も薮田も。

 

掛布 そう。しいて言えば左の中継ぎがどうやって出て来るんだろうというのが課題になるんじゃないですかね。

 

中邨 中継ぎの左は確かに名前が出ませんけどね。

 

掛布 はい。

 

中邨 広島は投手2人、野手2人ぐらいの外国人登録にするんでしょうか。エルドレッドとバティスタ。

 

掛布 バティスタ。新井のお兄ちゃんもいるわけですもんね。

 

福家 そうですよね。けっこうバランスがいいですよね。

 

掛布 バランスがいいよね。

福家 キャンプを見ていてもね。取材に行った時にピッチャーが15球投げたら5分ぐらい休むんですよ。

 

掛布 それは僕が行った時も九里がやっていました。インターバルを取って。

 

福家 インターバルを取ってチェンジになったら休んで。

 

中邨 本番想定で。なるほど。

 

 

【ここでピッチャーの球を受ける坂倉捕手の映像が流れる】

 

中邨 そしてそれをリードする坂倉もね。

 

掛布 素晴らしいですよ。

 

中邨 あっちこっちから良い評価を聞くんですが。

 

掛布 彼はキャッチャーとして守る経験というのはこれからしていかないといけないと思いますけど将来広島を背負って立つ選手というのは間違いないでしょう。

 

福家 だから、今年入ったドラフト1位の中村奨成選手はどこか違うところに。

 

掛布 どこか違うところに行くかもしれないよね。足もあるしね。

 

福家 足もあるし肩もあるし。

 

中邨 掛布さんの目にはそれぐらい優れて見えている。

 

掛布 去年、打席に坂倉君が入ったんですよ。

 

中邨 はいはい。

 

掛布 入った瞬間に良いバッターだなと思ったんですよ。それで翌日、広島の水本2軍監督に「坂倉っていいバッターだねぇ」と言ったら「そうですか ありがとうございます」と(笑)

 

中邨 はい。

 

掛布 打ち損じが少ないですよね。

 

中邨 会澤とかレギュラーを経験しているいいキャッチャー、しかも打てるキャッチャーがいるのに別の選手の名前が聞こえてくる。

 

掛布 だから、彼はここ1,2年で変わると思いますよ。

 

中邨 なるほどねぇ。

 

掛布 やっぱりカーブはいいバランスをしていますね。でも、緒方監督は心配していました。「いやいや、中に入ったらそんなことありません」と言っていました(笑)

 

中邨 やっぱりチームを率いる監督さんってそういうもんなんでしょうかね。

 

掛布 「いや掛布さん、そんなに甘くないですよ。外の方たちは皆さんそう言いますけど」と。

 

 

以上です。

やはり優勝候補の筆頭は広島でしょうね。戦力のバランスが優れています。打線もえげつない。

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