2019811日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でかつて横浜大洋ホエールズでプレーしていたカルロス・ポンセさんが日本時代の思い出を語っています。

 

 

ポンセ ハイ。私のことを覚えているかい?「パパパ ポンセ♪、パパパ ポンセ♪」。カルロス、ポンセです。

 

カルロス・ポンセさん。1986年から横浜大洋ホエールズの4番として通算本塁打119、通算打率.296、88年にホームラン王、87年88年に打点王を獲得し大活躍。その立派な口ひげからゲームキャラクターの「マリオ」のニックネームで愛された横浜のレジェンド。

 

ポンセ 私はメジャーで結果を残せなかったから、日本では絶対に成功してやる、って必死だったよ。誇れる成績といえば打点かな。2年目には打点王を獲ることができた。ただ、それはチームメイトのおかげだよ。私の前に高木豊、加藤博一、屋敷要のスーパーカートリオがいたからね。ヒットを打てばどんどん彼らがホームに返って来て打点を稼ぐことができたんだ。

 

(続けて)

 

ポンセ 特に仲が良かったのは山下大輔と高木豊だね。大輔さんは真面目で毎日のように野球談義をしたよ。今も度々アメリカに来て野球を伝える仕事をしてるよね。豊さんとはこの前、日本に行った時に彼のSNSにマリオの格好で出てくれと言われたんだ。あれは笑ったよ。当時の仲間たちとは今でも親友さ。

 

ポンセさんは現在フロリダ州の高齢者施設で運転手をしています。持ち前の明るさでお年寄りからの評判も上々です。

 

ポンセ お年寄りに接しているとハッピーになれるんだ。経験豊富でとても勉強になるしね。かつては会社のオーナーだったり、弁護士、社長もいる。みんな気さくで話がとても面白いんだよ。みんなが私を必要としてくれるけど、私もみんなを必要としているんだ。

 

引退した今も人気者のポンセさん。実はもうひとつの顔を持っている。なんとYouTubeで野球を教える動画を配信している。日本語の字幕もつけて日本人にも分かるようにしています。

 

ポンセ 動画を配信することでたくさんの人に私の理論や正しい練習方法を伝えることができる。親から「息子があなたの練習方法で上達しました」とコメントをもらった時は嬉しいよ。子供だけでなく、高校生やプロを目指す選手たちにも指導しているよ。野球は私の人生そのものだから恩返しをしたいんだ。

 

 

運転手のかたわら野球を教えているポンセさん。指導では日本での経験が役立っていると言います。

 

ポンセ 日本で『和』の心を学んだ。あの時のことは忘れもしないさ。私は阪神戦のデッドボールでピッチャーに襲いかかってしまったことがあったんだ。(1989521)

 

 

ポンセ 一回や二回ならまだしも同一カードで三回目だったからね。その時に監督に言われたんだ。「野球は相手をリスペクトすることが大事だ」と。雷に打たれたような衝撃だったよ。相手にぶつけたら帽子を取って謝る。その精神を今は子供たちに教えているよ。

 

ポンセさんは今でも日本を愛し、そしてベイスターズのことを何よりも気にかけています。

 

ポンセ 今はこれで試合を見られるんだよ。

 

 

ポンセ この日はロペスが活躍したね。これはクローザーの山崎。

 

 

ポンセ 息子にしたいぐらいナイスガイさ。今の横浜はいいチームだ。若い優秀なピッチャーが揃っているし、バッターも長打力がある。今年はいいところまでいくと思うよ。

 

そんなポンセさんの夢は・・・

 

ポンセ 私の夢はベイスターズの監督になることです。今のメジャーはデータに溢れ監督もデータに基づいて指揮を執っている。もちろんそれらは効率的だけど、野球の面白さは「データを超えたところにある」と私は思っているんだ。ここアメリカでそれを証明するのは無理だが、日本ならチャンスがある。私にはすでにその準備ができているよ。

 

横浜伝説の助っ人カルロス・ポンセ。あれから30年。日本で再ブレイクする日はそう遠くないかもしれない。

 

ポンセ 今でも応援してくれるファンに感謝しています 。YouTubeFacebookでたくさんコメントをくれるよね。いつか日本で会うことを楽しみにしています。パパパ ポンセ♪パパパ ポンセ♪かっとばせ~ポンセ!()

 

 

以上です。

マリオ感がなくなって優しそうなおじいちゃんになってます。
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