2019年9月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でリーグ戦の全日程が終了し首位打者を獲得した森友哉、打点王を獲得した中村剛也について元横浜の平松政次、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
アナ 打率部門は森友哉選手、打点部門は中村剛也選手、本塁打部門は山川穂高選手、盗塁部門は金子侑司選手、安打部門は秋山翔吾選手、出塁率だけは日本ハムの近藤健介選手。打撃5部門では西武の選手が占めました。
平松 いやぁ、これは昨年から西武は打つわ打つわでね、スゴい打線なんだよね。もう立派なもんですよ。
アナ 独占状態ですね。
平松 これは本当に怖いチームになりましたよね。
アナ デーブさん、森友哉選手はキャッチャーとしては4人目の首位打者獲得なります。
大久保 キャッチャーって内野ゴロだとファーストの方まで走ってカバーもしますし、めちゃくちゃ運動量が多いんですよ。野手では一番動くのがキャッチャー。
アナ はい。
大久保 キャッチャーやっててホームランを打たれたりしたらガクっとくるんですよね。本当に考えることが多いんですけど、その中で切り替えて打席に立って首位打者というのは尋常じゃないですよね。
アナ やはりスゴい選手ですよね。
大久保 はい。
アナ そして打点ランキングは3位まで全て西武勢ですが、中村剛也選手が4年ぶりのタイトル獲得となりました。
平松 4番になってまたまた勢いを発揮してね。また満塁になると打つんだわ。それで積極的に打っていくからね。
アナ はい。
平松 例えば満塁で打席を迎えると、「内野ゴロを打ったらゲッツーだろうなあ」とか考えるだろうけどね、デーブ。
大久保 そうですね。まあ中村がどう思ってるか分からないですけど、以前中村に言ったのは、ゲッツーは野村克也さんも長嶋茂雄さんもめちゃくちゃ多かったんだよと。
平松 うんうん。
大久保 だからゲッツーって実は勲章だよって中村に言ったことがあるですよ。気にしない方がいい、使ってる方が悪いっていうぐらいに思っていった方がいいよっていう。
平松 まあ積極的に打ってて、ほとんど追い込まれてからホームランを打ってるのがないと思うんですよ。
大久保 そうですね。
平松 早めに初球か2球目に甘い球が来たらホームランを打ってるんだよね。それぐらい前向きなバッティングをしてるんじゃないですかね。
以上です。