2023年10月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でオリックスバファローズvs阪神タイガースの日本シリーズ第1戦のポイントとなった佐藤輝明の盗塁について元ロッテの里崎智也と元ヤクルト広島の笘篠賢治がタレントの井森美幸と共に語っています。
井森 5回表、阪神の先制の場面です。苫篠さん、佐藤選手の盗塁が大きかったんじゃないですかね。
苫篠 これは間違いなくディスボールで盗塁ですよ。
井森 はい。
苫篠 今日の勝利監督インタビューで「サインですか?」って聞いてましたけど、「はい そうです」と答えるわけないんですよ。
里崎 (笑)
苫篠 グリーンライトという『行けたら行っていいよ』というサインがあるんですけど、それで初球からスタートを切るのはなかなか出来ないことなんて、これは監督が「行け!」と背中を押した。そしてそれに見事に応えた勢いを付ける盗塁になりましたよね。
井森 うーん。里崎さんはどんな風にこれを見ていましたか?
里崎 そうですね。その後に一瞬、岡田監督が映ったんですよ。してやったり感がめちゃ出てたんですよ。
苫篠 (笑)
里崎 だからそれで僕は絶対にサインだなと思って。
井森 (笑)
里崎 雰囲気が隠しきれてなかったですね。
井森 お人柄も出たんですかね(笑)
里崎 あとこれがグリーンライトで佐藤が勝手に走ったんだったら、もう天才くらいスゴいですよ。
苫篠 そうですね(笑)
里崎 シーズン7個くらいしか盗塁してないのに、この大舞台で山本由伸が投げてて、初球にいきなりグリーンライトで走ってたらスゴいことです。
井森 選手の立場からしたら、なかなか行けないものですよね。
里崎 うんうん。
苫篠 佐藤くんの盗塁でも走ってから打者を一切見てないんですよ。
井森 あっ、はい。
苫篠 走ってチラッとバッターを見るもんなんですけど、一切見ずにセカンドに目掛けて行ってますから、もう盗塁ですよね。もし打ったんであれば、打球音と野手の動きを見て、フライなのかゴロなのかを判断するんですよね。
以上です。
してやったり顔。