2020年7月16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.広島カープ戦で勝利し、カープにマツダスタジアムで9年ぶりの3連勝を飾った読売ジャイアンツ。その中で原辰徳監督の執念の采配について元横浜の高木豊、元南海阪神の江本孟紀、元日ハム阪神の片岡篤史がタレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 巨人が広島に勝利し、巨人はマツダスタジアムで9年ぶりの3連勝です。
高木 マツダスタジアムが苦手と言われてたじゃないですか。だからこの3連戦3連勝で苦手意識が払拭できたかなという気がしますよね。それでこの3連戦では原監督の采配が冴えてるんですよね。
稲村 はい。
高木 江本さん、この3連戦で5回バントを試みて全てか得点に結び付けてるんですよ。
江本 それは原監督の得意技じゃないですか。
高木 そうですね。だけど、バントをやらせてるのが亀井に坂本に丸にやらせてると。今日は丸に2度もさせてます。
江本 そうそう(笑) これはね、主力選手がやるとチームがピリッとしますよね。
高木 そうですよね。チーム全体に緊張感が走るというかね。
江本 うん。それと相手も嫌だよね。「これは勝ちにきてるな」というようなね。
高木 局面にもよりますけど、江本さんがピッチャーならバントと強行のどっちが嫌ですか?
江本 今日なんかだと丸はそんなに当たってないじゃないですか。
高木 うんうん。
江本 これで岡本の前にスコアリングポジションにランナーを置きたくないという心理になりますよね。
高木 そうですよね。
江本 岡本は絶好調ですからね。
高木 ピッチャー心理だと、そこまでになんとかしてゲッツーを取りたいとなりますよね。
江本 うん。ピッチャーは攻めて来られてるという感覚になるんで嫌ですよ。
高木 なるほどね。片岡さん、この送りバント5回して5回とも得点に繋げるというのはどうですか?
片岡 もうスゴいですよ。また今言われたようにバントしている選手が選手じゃないですか。
高木 そうだね。
片岡 それが全て得点に結び付くというね。ということは、みんなバントをしっかり決めているということなんですよね。
高木 あとは主力もしっかりとそのサインに応えているというのがスゴいですよね。
片岡 丸が1試合に2回もバントするなんてなかなか見れませんけど、またそのバントも上手いですよね(笑)
江本 上手いよ(笑)
高木 やっぱり技術がある選手は上手いですよね(笑)
江本 しばらくは2番に入れてバントさせた方がいいかもしれんな(笑)
高木 本当に原監督は勝負にこだわっているというのが見えましたね。
以上です。