2020年11月16日にテレビ朝日で放送された『報道ステーション』で日本シリーズの展望についてなどを北海道日本ハムファイターズの中田翔と元中日の川上憲伸がテレビ朝日アナウンサーの清水俊輔、コメンテーターの太田昌克と共に語っています。

 

CS2連勝のソフトバンクを見て

アナ 改めてソフトバンクは強かったですね。アドバンテージを含めて2連勝で計3勝で日本シリーズに進出です。やっぱり同じそのリーグで戦ってきた中田さんにお聞きしたいんですけど。

 

中田 はい。

 

アナ ソフトバンクの強さというか、なんかこう戦っててイヤなところって何かあるんですか?

 

中田 そうですね・・・やっぱり総合的にもスゴくレベルの高いチームなんですけど、僕個人的には投手陣が他のチームとちょっとレベルが違うというか、スゴくそれはシーズン通して感じてました。

 

川上 投手陣と言えば、特にどの選手とかはいるんですか?

 

中田 僕はモイネロ投手。

 

アナ セットアッパーですね。

 

モイネロ(24)のCS成績
2回1/3 32球 被安打0 奪三振3 四球0 失点0

 

アナ 何がいいんですか?

 

中田 真っ直ぐも160キロ近いスピードボールを持ってるんですけど、真っ直ぐでドンドン来るだけでなく、落差の大きいカーブもあると。一瞬、体が浮いちゃうというか。

 

アナ なるほど。

 

中田 1球で本当に仕留め切れないというか。スゴくレベルの高いピッチャーですね。そこで変化球を待ってたらスピードボールが来るんですよ。

 

アナ ほぉー。

 

中田 そしてチェンジアップ。

 

川上 緩急も使えるセットアッパーですからね。

 

 

中田が認める打者

アナ 太田さんは大のホークスファンですから聞いていて楽しいでしょうけど、何か質問があれば。(※太田というのはこの番組に出てる政治コメンテーター)

 

太田 そうですね(笑) 中田さんの世代というのは88年、89年、90年生まれとスラッガーが揃ってるんですよね。同じ広島出身の柳田選手であったり、あとチームメイトの大田泰示さんとか、ロッテの井上選手であったりと同じ世代に素晴らしいスラッガーがいるんですけど、どの選手をライバル視してますか?

 

中田 ライバル視というかやっぱ総合的に見て柳田選手は本当に規格外というか、フリーバッティング練習を見ててもそうですし、ちょっとモノが違うなというのを感じながら毎日見てます。

 

太田 中田さんもモノが違います。

 

中田 いえいえ(笑)

 

 

日本シリーズの勝敗予想

アナ そして今週土曜日(11/21)から日本シリーズということで、お二人に予想してもらったんですよ。フリップ出してもらってもいいですか。

 

フリップ内容
中田の予想:4勝2敗でソフトバンク日本一
川上の予想は4勝3敗で巨人日本一

 

アナ ほぉー。憲伸さんが4勝3敗で巨人。中田さんは4勝2敗でソフトバンク。中田さん、この予想については?

 

中田 ジャイアンツ打線がソフトバンクの投手陣を打ち崩せれるかどうかだと思うんですけど、ソフトバンクは次から次にいいピッチャーが出てくるんで。

 

アナ はい。

 

中田 それでほとんどのピッチャーが150キロ以上の真っすぐを投げるので、そこはちょっとこう厳しいんじゃないのかなというふうに思いますね。

 

アナ なるほど。そして憲伸さんは4勝3敗で巨人と。

 

川上 まあね、僕セ・リーグ出身ですからね。だけどやっぱり菅野投手次第。菅野投手が1戦目に勝てないとなれば難しいかなと。僕は菅野投手に3試合投げてもらうというのはどうですか。

 

アナ 1戦目、4戦目・・・。

 

川上 1戦目、4戦目、7戦目!

 

アナ かつてのあの野村さんのヤクルトの時には1・4・7というのがありましたね。それぐらい菅野投手が大事だというね。

 

川上 大事ですよ。

 

 

以上です。

ソフトバンクの強さが際立ちそうな日本シリーズになるのかな。
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