2021年3月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』で開幕3試合を終えての北海道日本ハムファイターズの脆さについて元巨人の松本匡史、元日ハムの岩本勉、広島で監督をしていた達川光男がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
アナ 開幕3戦目は楽天早川投手の前に敗れた日本ハムでした。岩本さんはどうご覧になりましたか?
岩本 このカードを通してミスが目立ちましたね。
この日のミス
3回表 1死1塁 中島が送りバント失敗
4回裏 1死満塁 ショートゴロ併殺コースを中島がポロリ
4回裏 1死満塁 ショートゴロ併殺コースを中島がポロリ
アナ うーん。
岩本 はい。エラーが失点にも繋がってますしね。攻めでも送りバント失敗と、基本中の基本が上手くできずに困った状況になっていく。野球展開を好転させれずに困っていくそのチームが終始苦しんでいるように見えたんですよね。
アナ はい。
岩本 松本さん、この点についてはいかがですか?
松本 もう仰る通りですね。やっぱりこういう細かなところが今までの日本ハムにはできてたと思うんですよ。
岩本 はい。
松本 だから最近ちょっと弱くなった時にこういったミスとか送りバントができないとチームは勝てないですよね。
岩本 そうですね。達川さん、大味な野球だけでは勝ち続けられないじゃないですか。
達川 えぇ、そうですね。ソフトバンクも大谷が日本ハムにいた時に逆転優勝をさらわれて、その辺りでは今日ミスをした中島卓なんかは守備が売りでしたよね。
岩本 そうですよね。
達川 今はチーム全体が淡泊に見えるんですよね。そこが残念ですね。
岩本 はい。まあ、キャンプから追い掛けて見ていたんですけど、球際に対する執着があまり強く頭に描けてないんじゃないかと思うんですよね。
アナ なるほど。
岩本 まだシーズンは始まったばかりですから、ここでグッと気を引き締めて勝てる野球を見たいですね。
以上です。
いつからこんな脆いチームになったんでしょうね。