2022年4月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初勝利を飾った中日ドラゴンズの高橋宏斗のピッチングについて元横浜の高木豊、元阪神ダイエーの池田親興、横浜で監督をしていた大矢明彦がタレントの稲村と共に語っています。

 

高橋のヒーローインタビューの一部

―試合を通して

高橋 ストレートもだいぶ思った通りに投げれて、一発のときは甘く入ったんですけど、それ以外は上手く投げれたかなと思います。

 

―プロ初安打がタイムリー

高橋 チャンスだったのでノリさんから「初球から思い切り振ってこい」と言われたので。飛んだところが良かったのかなと思います。

 

―交代機について

高橋 監督からは7回までと言われてたんですけど、次はしっかり7回までいく準備をして7回無失点で勝利投手になりたいと思います

 

 

高橋を語る

この日の高橋の投球内容
6回94球 被安打6 奪三振5 四球1 失点3
今季1勝1敗 防御率5.73(4/7の試合終了時点)
プロ初勝利&プロ初安打がタイムリー!

 

稲村 2試合目にして初勝利おめでとうございます。大矢さん、この試合を振り返ってみていかがでしたか?

 

大矢 やはり高橋ですね。2回にタイムリーを打ちましたよね。

 

高木 はい。

 

大矢 あのときのバッティングを見ると、タイミングを取るステップを早めにして待ってるんだよね。この辺りが野球センスの良さ。

 

高木 あぁ、はい(笑)

 

大矢 それを感じさせたね。

 

高木 なるほど。

 

大矢 タイムリーが出て、それでピッチングも冴えていったと思うんですよね。

 

高木 池田さん、初ヒットは覚えてますよね?

 

池田 僕は初ヒットがホームランだったですよ。

 

高木 ほぉー。それでやっぱり気持ちが高まったと思うんですが。

 

池田 はい。打ったからという訳ではないんですけど、気持ちが楽になった。高橋もそうなったと思いますね。

 

高木 やっぱりそうなんですよね。

 

 

稲村 そしてピッチングでも6回3失点でした。

 

高木 大矢さん、ピッチングの方はどうですか?

 

大矢 初回に点を取られたんですよね。1番の塩見に真っ直ぐ、真っ直ぐがボールになって3球目の真ん中寄りの真っ直ぐが打たれたんですよね。

 

高木 はい。

 

大矢 そこから少しずつ変化球にカーブを入れたりフォークを入れたりしてコンビネーションを考えて投げてましたね。これはキャッチャーも考えて投げさせていたと思います。

 

高木 なるほど。

 

大矢 やはり真っ直ぐが甘くなったら打たれるということは自分でも感じた思うんでね。

 

高木 オープン戦では真っ直ぐだけでいけるかなってぐらいの勢いを感じてたんですけどね。

 

大矢 それはちょっと誉めすぎじゃないの。

 

高木 あぁ、そうですか。

 

大矢 やっぱり公式戦になると、ちょっと甘いと打たれますからね。これがね、ゲームの中で切り替えが出来る球種を持ってるというのがピッチャーとして大事なことですよね。

 

高木 なるほど。

 

大矢 これがないと先発としてやっていけませんからね。

 

高木 今日は上手く切り替えられたということですね。

 

大矢 そうですね。切り替えられるだけの球種を持ってる。楽しみですね。

 

高木 池田さんは高橋のピッチングをどう見ましたか?

 

池田 右腕のテイクバックが小さいんですよ。そして今時よくあるんですけど、小さくするとマウンドの傾斜に負けるんですけど、最後の方は少し間が出来て、尻上がりに良くなってましたね。だから次は7回も見てみたいなと思いますね。

 

 

以上です。

これからまだまだ伸びそう。
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