2022年4月20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で2試合連続ノーヒットとなった阪神タイガースの大山悠輔の迷いのあるスイングについて元横浜の野村弘樹、元ソフトンバンクの松中信彦、元横浜の斎藤明雄がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。
2打席目 ショートゴロ
3打席目 セカンド併殺打
4打席目 ライトフライ
シーズン打率.238(4/20の試合終了時点)
2試合連続ノーヒット スイングに迷いあり
アナ 阪神はDeNAにサヨナラ負けです。
斎藤 先発の小川が好投したんですけどね。気になるのが大山なんですよね。1打席目のサードゴロの打席も2球目のストレートなんかはかなり振り遅れるわけですよ。
野村 うんうん。
斎藤 もう全然。ポイントが後ろ過ぎるからファウルしか打てないっていう感じ。それでチェンジアップを打たされてサードゴロなんですよね。
野村 ちょっと迷ってるように見えるんですよね。
斎藤 打席で自分が待つボールを絞れてないのかなと。
野村 はい。
斎藤 3打席目ではワンストライク取られて、4番で一発狙っていい場面でわざわざ右打ちしてダブルプレーですよ。そこで右打ちする必要あるのかなと思うんですよね。追い込まれてたら仕方ないですよ。追い込まれる前に右打ちするぐらいだったら、2球目のストライクも4番だしドカッと構えて振ってほしかったなと。
野村 うーん。松中さんはどうですか?
松中 やっぱり何でも打とうとしてるように見えますね。
野村 分かります。
松中 やはり4番なんで、「このコース」「この球種」というのをハッキリ決めてフルスイングすればいいんですけど、来た球に対して全部反応しようとしてるんで、だからこういう形になるのかなと思いますね。
野村 真っ直ぐも差し込まれ気味、そして変化球は泳ぎ気味と見えますよね。
松中 はい。4番なので、真っ直ぐを狙うなら真っ直ぐ一本をしっかりフルスイング出来る形を求めていった方がいいと思いますね。
野村 やはり4番ですからね。
松中 はい。
野村 タイミングがしっかり合うところをしっかり考えてやらないといけないですよね。
以上です。