2018年5月13日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvsソフトバンク戦で11試合連続三振で打率も1割台に落ちてしまった北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎について元南海阪神の江本孟紀、元日ハムの岩本勉、元ロッテの里崎智也がフジテレビアナウンサーの久代萌美と共に語っています。
【この日の清宮の打撃内容】
1打席目 ファーストゴロ
2打席目 空振り三振
3打席目 空振り三振
アナ 清宮選手のヒットがなかなか見られませんね。
岩本 そうですね。大阪(京セラドーム)でプロ初ホームランを打ってから、その後にホームランというニュースが全国に流れましたよね。
アナ はい。
岩本 そこで各チームのピッチャーたちが、ここは一丁打たれているようでは、ということでギアチェンジをしたと思うぐらいにピッチャーの攻めも厳しくなってないですか、江本さん。
江本 まあ、色んな欠点というかタイミングの合わないところを攻めてくるのは当たり前なんですけど、ちょっとスイングしたあとに体が崩れたのが気になるね。
【空振り三振のスイング後に体勢が崩れて膝を付いた映像が流れる】
岩本 これですか。
江本 これ。足が大丈夫かなと思って。やっぱり、下半身をちゃんとしないといけないと思いますね。
岩本 はい。里崎さん、キャッチャー目線とバッター目線の両方を頂けますか。
里崎 まあ、ここまで毎日遠征しながら試合をしたことがないと思うんですよね。
岩本 はい。
里崎 だから、江本さんのお話のように多分疲れも相当溜まっていると思うんですよ。その中で相手の攻めも厳しくなっている。それで、キャッチャーとしては、今日は(ソフトバンクの)高谷がストレートを続けて三振を奪ったシーンがあったんですけど。
岩本 はい。
里崎 日本のプロ野球はもう合ってないところはとことん突かれますから。
岩本 はい。
里崎 そうなったところで、そこに対応しなければいけないという考えの中で多分ストレートと変化球共には自分のタイミングで振っている時はいい形で振れるんですけど。
岩本 うんうん。
里崎 方や、自分のタイミングが崩れた時の対応力はこれから習得していかないといけない技術かなという印象がありますね。
岩本 なるほど。ワンポイント、彼にアドバイスをあげられるなら、どんなことを言われます?
里崎 まあ、まだ1年目なんだから成績が出なくても仕方ないよって。
岩本 心をちょっと浄化してあげるわけですね。
里崎 まあ、高卒の1年目でいきなりやられてもプロ野球選手も大変ですからね。
岩本 プロ野球選手たちはね(笑)
里崎 長年築いてレギュラーの地位を取ったわけですから、プロに入ってすぐにやられてもたまったもんじゃないですから。
岩本 これが現実だぞと。
里崎 そうです。
岩本 必要以上に肩を落とすなよということなんですかね。
里崎 まあ、そこまで気にしなくても長い目で見て本人もそう思った方がいいと思います。
以上です。
まだまだこれからですね。毎日試合して遠征して練習してってのは生活習慣的に初めてだと相当キツイでしょうね。