2018年6月14日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.SB戦でプロ入り初勝利をあげた読売ジャイアンツの鍬原拓也について、そして巨人打線について元横浜の平松政次、元ヤクルト広島の笘篠賢治、デーブ大久保がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。
【この日の鍬原の投球内容】
5回2/3、87球、被安打4、奪三振7、四死球2、失点4
【鍬原のヒーローインタビューの一部】
鍬原 先輩方たちが勝たせてくれた勝利だと思っています。フォアボールからの失点を無くしていかないとと思っていたので、そういう面で強気に投げていこうと思いました。僕が勝てたというより本当に勝たせてもらいました。
アナ 本当に謙虚なヒーローインタビューでしたけども、待望の初勝利。
平松 もうピッチャーはね、初勝利は欲しくて嬉しくてね。内容はともかく1勝、スタートができればいいですけどね。
アナ うん。
平松 鍬原のピッチングを見ますと非常にまとまっています。ストレートでいきなり三振も取りましたしね。デーブ、武器を持っているもんね。シンカーね。
大久保 そうですね。対戦しているチームに聞くと、やっぱりチェンジアップに感じていて、魔球に感じているっていうぐらいのシンカーですよね。
平松 親指と薬指で挟んでね。
大久保 ライオンズの潮崎投手が。
平松 そう。これは凄いのを投げるからね。
大久保 上から投げるバージョンですよね。
平松 まあ、そういう意味ではジャイアンツも先発ピッチャーが欲しいんだけど、いいピッチャーでドラフト1位なんだけども、これが勝ってくれて首脳陣も喜んでるんじゃないですかね、笘篠さん。
笘篠 そうですね。やっぱり若いピッチャーは野手が育てるじゃないですけど、ホームランも打たれたりもしますけど、野手はしっかりと守ってあげてね。ちょっとエラーもありましたけども。そういうところで野手は若いピッチャーを育ててあげないといけないですからね。
平松 中央大学の後輩だよね。
笘篠 そうなんです。随分、下なんですけど。
大久保 巨人には中央大学が4人いるんですから。
笘篠 亀井も。
平松 ほぉー、亀井も。
笘篠 私の息子が中央大学で野球をやっていまして、1個下なんですけど鍬原君は勝ち気なピッチャーで大学時代からシンカーを投げていたんですけど、ちょっと1年生の頃に肘を痛めたことがあったので、そのあたりが今年のキャンプで出遅れて発症しているんで、そこらへんはちょっと気にしながら首脳陣もやってもらえたらなと思うんですけどね。
平松 じゃあ、笘篠一家で応援(笑)
笘篠 はい。これで第一歩なんでホッとしています。
【ここから巨人打線について】
アナ そして今日は打線の援護もありましたけども、ジャイアンツの野手陣はどうでしたか?
平松 今日は打つべき人の主役が打ちましたよ。中央大学の先輩の阿部が先制打を打って。デーブ、ホームランなんかは全盛期のホームランだよね。
大久保 そうですねぇ。まだまだいけますね。
平松 いけるねぇ。もうフルスイングをしてね。
大久保 もうマギーがサードというよりも、慎之助がファーストにいって岡本がサードにいったらスゴい良い打線でしょうね。
平松 また岡本が中学校時代のシニアのチームの一つ下で援護したというね。この岡本のバッティングは見事ですね。今年は本当によく成長しましたね、笘篠さん。
笘篠 インサイドの速い真っ直ぐを詰まっていた岡本君というイメージがあったんですよ。真っ直ぐを待っていてスライダーは意外と合っていたんですけど、それがもう見事に捌けるようになりましたよね。
平松 開幕に1軍に入ってスタメンで出ましたけど、本当にどうなのかなと思いましたけど、いやいや打つわ打つわ。今日のホームランなんかは完璧だよね。
笘篠 こんなに変わるんですね。
平松 成長した。そういう意味ではジャイアンツにとっては大きな勝利ですよ。
アナ はい。大きな勝利で鍬原投手、そして家族の方にも大きな勝利になりました。
以上です。
鍬原は良かったですね。お母さんはこの日は観戦していなかったようですが喜んでいるでしょうね。