2018年7月1日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.中日戦でカミネロ降格に伴い1軍昇格し見事な投球をした読売ジャイアンツのヤングマンのピッチングについて元中日の谷沢健一、元日ハムの岩本勉、元ロッテの里崎智也がフジアナウンサーの久代萌美と共に語っています。
【この日のヤングマンの投球内容】
8回105球、被安打3、四死球2、失点0
【ヤングマンのヒーローインタビューの一部】
ヤングマン 初先発を楽しみにしていた。チームの勝利に貢献できて本当に嬉しい。自分のピッチングはゴロを打たせることが特徴です。(ジャイアンツファンへの一言を求められて)Go Giants。
アナ 巨人は5連敗の後の2連勝となりました。それで、ヤングマン投手は初登板、初勝利です。
岩本 ねぇ。もう名前がエキサイトですねぇ。ヤングマン!
アナ 絶対に言うと思いました。
岩本 ありがとうございます。谷沢さん、出てきました。
谷沢 まあね、待ちに待った1軍登板ですよね。
岩本 はい。
谷沢 キャンプの時からずっと見ていますけどね。特徴的な長い腕を駆使してストレートも変化球も非常にバッターとしてはタイミングを取りづらいですよね。
岩本 のらりくらりに見えますけど、各打者が打ちづらそうですよね。
谷沢 それとファームで随分と練習したと思うんですけど、セットポジションが課題だと思うんですよね。
岩本 なるほど。
谷沢 だから、7勝をファームであげて防御率も1点台ですからね。
岩本 はい。そうですね。
谷沢 やっと1軍デビュー。何か色々と揃えてきたんじゃないですか。守備等がね。
岩本 里崎さん、何と言ってもデビューが白星というのは。
里崎 大きいですよねぇ。しかも、今日は変化球も良かったですし、カットボールが良さそうにも見えるのでね。こうやって見るとジャイアンツの先発投手陣、菅野と山口もそうですけど、厚みが増しますからここから巻き返していきたいですよね。
岩本 手足が長くて、あれだけクロスステップでべローンと投げて来ると、バッターには迫って来る感じですよね。
里崎 厳しいでしょうね。
谷沢 うん。慣れるまではタイミングを合わせにくいでしょうね。
岩本 はい。また活躍している選手を見ると外国人枠の問題がスゴくジャイアンツ事情だとややこしいんですけど。
【巨人の助っ人外国人】
投手 マシソン アダメス ヤングマン カミネロ メルセデス
野手 マギー ゲレーロ マルティネス
谷沢 うん。
岩本 ややこしいというのはベンチに入れない助っ人がいるんですよね。
谷沢 4人だけですからね。だから、今日のヤングマンのピッチングを見ると1軍に残すでしょうね。
岩本 なるほど。
谷沢 マシソンとヤングマンは確実だと思うんですね。
岩本 うんうん。
谷沢 カミネロは先日のピッチングを見るとなかなか抑えでは使えないね。
岩本 なかなか上がって来れそうにない状況ですかね。
谷沢 それで、そろそろゲレーロが上がってきますからね。
岩本 はい。
谷沢 だから、野手2人と投手2人じゃないですか。
岩本 なるほど。まあ、嬉しい悩みというのか、複雑な部分ですよね。
谷沢 うん。だけど、これだけの外国人がいますからね。
岩本 はい。
【ここからこの日のキャッチャー宇佐美について】
岩本 そして、そのヤングマンをリードしたキャッチャー宇佐美なんですけど、里崎さんはどう見ました?
里崎 はい。宇佐美の活躍も大きかったですよね。2軍でずっとヤングマンを受けていた宇佐美が同じように上がって来て、今日同じように試合に出たことによって、今日ヤングマンに結果を出させたことによって宇佐美はヤングマンの時に次の試合でも絶対にマスクをかぶると思うんですよね。
岩本 うんうん。
里崎 今日の活躍で宇佐美の出番を増やすというところでは非常に宇佐美の活躍は大きかったと思いますね。
岩本 そして、昨日まで試合に出ていたキャッチャーたちも一層の刺激にもなりますよね。
里崎 そうですよね。またそこで激戦のキャッチャー争いが始まるかもしれないですね。
岩本 好循環、相乗効果ですね。
以上です。
ヤングマンがいい働きをしましたね。WBCとかで出て来そうな日本人にはいない体型の外国のピッチャーという感じがしました。