2018年7月6日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でメジャー最高レベルと評価されているサンディエゴパドレスのピッチャーのハンドについてメジャーで活躍した小宮山悟が語っています。(※ハンドは左ピッチャーです)
アナ パドレスのクローザーのハンド投手。実はこのハンド投手はMLB公式アナリストのペトリエーロさんも「ハンドのスライダーはメジャー最高レベル」と評価しています。スライダーの映像を見ましょうか。
【ハンドの投球映像を見ながら解説】
小宮山 左バッターの時に真っ直ぐだと思ったら急に逃げるような感じになるということでついつい手が出ると。
アナ はい。
小宮山 右バッターの時はそのボールを追い掛けながら振るような感じになっているので、なかなか打ちにくいボールだろうと。ハンドのスライダーはかなりの変化量で急に曲がるような感じなので。
アナ 少し浮き上がる感じもありますよね。
小宮山 はい。そして、球も速いですし、なかなか打ちにくいピッチャーだと思います。
アナ では、投球の割合を見てみたいと思うのですが。
【ハンドの球種割合】
スライダー 55%
速球(4シーム+2シーム) 45%
アナ 投球の55%近くが先ほど話したスライダーなんですけど、残りの45%が速球系ということなんですよね。
小宮山 これで言うと、二つに一つということですよね。
アナ はい。
小宮山 ということは、バッターがスライダーを待っていた時にスライダーが来た場合にボール球になってしまってもついつい振ってしまう。
アナ はい。
小宮山 その逆で真っ直ぐを待っていた場合はスライダーが真っ直ぐに見えてしまい手を出してしまって空振りをしてしまうということでみんな苦労しているということだと思います。
アナ スライダーが来ると分かっていても、狙い球を絞っていても打てないということですか。
小宮山 はい。それぐらい打ちにくいボールを投げていると思いますね。本当に素晴らしいと思います。
アナ はい。
以上です。
メジャー最高のスライダーと呼ばれているハンドのスライダーです。これから注目してみてはいかがでしょうか。