2018年7月25日のvs.広島戦の阪神・金本監督の試合後のコメントです。
この日の先発は阪神・才木、広島・九里で始まる。才木の立ち上がりは2アウトを簡単に取るもののそこから丸と鈴木に連続四球でピンチを作り5番の松山にタイムリーを打たれて1点先制される。その裏の阪神は糸原北條の1・2番コンビが連続ヒットでチャンスを作るものの3番伊藤隼太フライアウト、4番の糸井が最悪のダブルプレーで非常に嫌な流れになる。この悪い流れを3回裏に断ち切ったのが2番北條のタイムリーでまずは同点にし、更に伊藤隼太もタイムリーで続き、ナバーロもタイムリーを打ち、この回に一挙4点を取る。4回裏には1塁にランナーを置きまたも北條がレフトオーバーの長打を放つタイムリーで1点を追加。6回には原口が驚異の代打率5割超の勝負強さを発揮し1点を追加。先発の才木は6回途中3失点でまとめて中継ぎにスイッチし、能見、藤川、桑原、そして最後はドリスが締めて3-6で阪神が勝利。スカイAとMBSラジオの野球中継のレポートを参考に書いております。
【金本監督の勝利監督インタビュー】
アナ 久しぶりの甲子園での勝利ですね。
金本 そうですね。本当に長かったですね。申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけどね。
アナ ただ、今日の勝利は監督としても手応えの持てる勝利だったと思うのですが。
金本 うーん。まあ、いいところでタイムリーが出ましたし、ちょっと詰まってたものがスッキリしたような試合だったと思います。
アナ 大活躍の北條選手。いい働きでしたね。
金本 まあ、そうですね。今は調子がいいんでね。少々、守備には目を瞑ってもという思いなんですけど、今日は守りも良かったですね。
アナ そして、3番に起用した伊藤選手も期待に応えてくれましたね。
金本 まあ、福留が休みでいいところでタイムリーを打ってくれまして。あそこで一本打ってくれたら今日は十分に仕事をしてくれたと思います。
アナ 代打原口は凄いですね。
金本 そうですね。まあ、片岡コーチが何が何でも原口がと言うんでね。本当に彼に対する信頼は高いですね。
アナ そして、今日の才木投手はどうご覧になっていますか?
金本 んー、まあ、6イニング目に入っていきなり逆球を(ホームラン)持っていかれて、その前の鈴木誠也のタイムリーでも逆球で。まあ、攻め切った上で打たれるのは仕方ないんですけど、やっぱり逆球の抜け球というのは反省してほしいですね。
アナ とは言え、強打の広島打線を相手に勝利投手というのは評価したいところですよね。
金本 うん。まあ、才木に対する期待というものが我々はもともと高いんで、彼自身も納得していないと思うんですけど。結果、勝ちゲームに貢献したということで良しとしましょうか。
アナ 明日を戦いますと、今年の場合はひと月強、甲子園を離れるということになりますので、明日の戦いがより重要になるかと思うんですけども。
金本 やっぱり最後にロード前に広島相手に勝って、スッキリといい試合をして遠征に行きたいですね。
アナ 明日は藤浪と岡田という、若い力のあるピッチャーの対決となりますが、どうでしょうか。
金本 まあ、藤浪も明日は期待に応えられていない分をしっかりとチームに貢献してほしいですね。
アナ ありがとうございます。
勝利監督インタビューは以上です
【先発の才木の試合後のコメント】
才木 広島打線はどのバッターも打席で凄い雰囲気があるし、捉えられた打球は凄く速かった。後半にけっこう捉えられたので、どのボールをどう生かすかとか、インコースへの配球とかが今後の課題です。
【香田投手コーチの試合後のコメント】
香田 才木は前回も立ち上がりにやられ、今回も2アウトを取ってからなので、そこが反省点でしょうね。カープはちょっとでも甘いといい当たりをされる。6回も先頭への入り方とか、工夫が必要だ。もっと長いイニングを投げるための課題でしょうね。ただ、リリーフに関しては能見がしっかりと抑えてくれて、球児も桑原もドリスもいい繋ぎをしてくれましたね。
【6回に好リリーフの能見の試合後コメント】
能見 (才木がホームランを打たれた直後のリリーフについては)特にいつもと変わらずに入りました。3人で抑えられて良かったです。
【片岡ヘッドコーチの試合後のコメント】
片岡 北條の1点目のタイムリーからよく打線が繋がってくれた。北條自身、ずっと状態はいいからね。今日はめちゃくちゃしんどかった。
以上です。
甲子園で勝ったのはいつぶりなのか分からないぐらい久々の地元勝利でした。