2018年8月5日にTBSで放送された「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで元巨人ロッテの張本勲がこの前日に2打席連続HRを含む4安打3打点の大活躍をしたアナハイムエンゼルスの大谷翔平について番組MCの関口宏と共に語っています。最後の方では元バドミントン女子オリンピック代表の陣内貴美子が幼少時の大谷翔平の逸話を語っています。
張本 大谷は良くなったね。
関口 あー良くなった。
張本 以前、前の足(右足)が出ると言ったじゃないですか。前の足が出るということは突っ込まない。止めるからね。
関口 うん。
張本 だいたいピッチャーからキャッチャーまでに届くのが時間にして0.4秒なんですよ。だから、先に前の足を出すと0.2秒ぐらいボールが見れる。ボールを探せる間があるんですよ。
関口 へぇ。
張本 だから、しっかり探して打つのと、探しながら打つのとでは天と地の差があるから。
関口 そうですかぁ。
張本 これを見てバッターとしても、成功する率が上がりましたね。私は二刀流に反対なんだけども、今のバッティングを見ると、いいですよ。
関口 あんな大きいホームランを打って、アメリカ人が驚いている。
張本 まあ、アメリカ人は大袈裟に驚くから。
一同 ハハハ(爆笑)
張本 本当のホームランバッターは、センター中心というのはいいんだけど、右中間中心の方が一番いいんですよ。
関口 へぇ~。
張本 アウトコースもインコースも右中間中心だと腕が伸びて、バットが伸びて、その角度が右中間に向いているから。これが所謂、量産する人の形なんですよ。
関口 王さんのような形ですよね。
張本 そうです。今、言おうと思ったんです。先に言っちゃあダメじゃないの(笑)
関口 ハハハ(笑) メジャーには興味ございますか?(この日、出演している陣内貴美子に話し掛ける)
陣内 大谷選手はすごく応援しています。
関口 応援している。
陣内 お母さんがバドミントンの選手だったんですよ。
関口 そうなんですか。へぇ~。
陣内 そうなんですよ。それで、小さい頃にバドミントンをやっていたらしくて、ピッチャーの投げるフォームがバドミントンと共通するから「翔平はバドミントン上手かったんだよ」って話していました。
関口 何か手首の使い方とかが似ているんですか?
陣内 そうですね。最後に手首をねじったりとかですね。
関口 そうですか。
以上です。
今日の張本はご機嫌だったように見えました。実力はやはり認めているけど、キャラクターとして厳しくやらないとコーナーが成り立たないですからね。