2018年8月6日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のボストンレッドソックス戦で5回途中降板となったニューヨークヤンキースの田中将大のピッチングを元ロッテの黒木知宏がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。試合結果は9回3点差をチャップマンが追い付かれた末に10回にサヨナラ負けとなりました。

 



【この日の田中の投球内容】

4回2/3、97球、被安打6、奪三振9、与四球1、失点1

今季9勝2敗 防御率3.76 (8/6の試合終了時点)

この試合は田中に勝ち負けは付かず

 

【田中の試合後のコメント】

田中 粘りながら投げたが、最後に踏ん張り切れなかった。

 

 

アナ ライバル同士の伝統の一戦はレッドソックスがスイープ(4連戦で4連勝)しました。黒木さん、田中投手は連敗ストップを託されたマウンドでしたが、いかがでしたか?

 

黒木 本当に負けられない試合の中で粘り強いピッチングをしていたと思いますね。

 

アナ では、3回裏2アウト1-2塁の場面で4番J・D・マルティネス選手との対戦です。

 

【その場面を見ながら解説】

黒木 マルティネス選手の低めのボールをとにかく見極めていました。(1球目、2球目共に低めを見逃したことが)素晴らしくて、手を出さないですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 マルティネス選手だけじゃなくて、レッドソックス打線のみんながそうでしたけど、3球目からはカウントを整えるために少しだけボールを甘めに投げます。(3球目は空振りで4球目はファール)

 

アナ うん。

 

黒木 これでバットを振らせることによって、マルティネス選手が痺れを切らせて外角のボールになるスライダーに手を出したという状況ですけど、ここにいくまでに、とにかく低めにいくボールの見極めが、まず凄かった。そして、それを分かったうえで田中投手がピンチをしっかりと抑えた場面でした。(※最後は三振で打ち取っています)

 

アナ ただ、5回を投げ切らずに降板となりましたけども、ちょっと難しかったですかね?

 

黒木 まあ、ピッチャーとして責任イニングの5イニングは完結したいところなんですけど、何よりレッドソックス打線が低めにコントロールされたボールの見極めが凄かったので、どうしても球数が多くなってしまいましたよね。

 

 

【この日の田中のイニング別の球数】

1回17球、2回16球、3回24球、4回25球、5回15球 合計97

 

 

アナ 今日の球数は97球でしたね。

 

黒木 あとはこの先のことを考えて、もしかするとローテーションを詰めて勝負を懸けるという思いで早めに降ろした可能性もあるのかなと思いますね。

 

 

【ここから田中降板後の話】

アナ 田中投手の後は8回までは新加入のブリットン投手を含めて3投手が無失点でした。そして、3点リードの9回のチャップマン投手がまさかの3失点でした。

 

黒木 まあ、まさかのピッチングですね。ここでもマルティネスの凄さなんですけど、満塁で初球から捉えることができて、2点タイムリーとなり。

 

アナ はい。

 

黒木 そして、まさかまさかなんですが、3塁のエラーとなり。

 

アナ これは本当に痛いエラーとなりましたねぇ。(※このプレーで同点となってしまう)

 

黒木 この時に実は小宮山さんからちょっとLINEが届きまして、「フェンウェイパークには魔物がいるぞ」と。本当にそういうシチュエーションになってしまいまして。

 

アナ うん。

 

黒木 何て言うんでしょ。野球って最後の最後まで何が起こるか分からないというところの怖さと、諦めずに頑張っていたら、こういうことが起きるよ、というところを見せてくれた野球の面白さを見れたイニングだと思うんですよね。

 

アナ これでレッドソックスとヤンキースは9.5ゲーム差まで開いてしまいました。

 

 

以上です。

田中には勝敗がつかなかったんですけど、9回3点差からチャップマンの乱調でサヨナラ負けまで喫したヤンキースはもうダメやろね。

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