2018年7月27日にBS朝日で放送された「スポーツクロス」で横浜高校野球部前監督の渡辺元智が1998年の夏の甲子園大会の準々決勝のPL学園戦、準決勝の明徳義塾戦、決勝の京都成章戦について古田敦也とテレビ朝日アナウンサーの徳永有美と共に語っています。

 

古田 この3試合は何度見てもこれはすごい試合だなと思いますね。監督いかがですか。こんな試合はなかなかないですよ。

 

渡辺 いやぁ、自分でも驚いています。

 

古田 ちょっとさすがにねぇ。甲子園は色んなことが起こる場所ですけどね。なかなかこういうことは。これはちょっと球史に残りますね。

 

徳永 そうですね。

 

ここから明徳義塾戦について語ります

 

渡辺 このゲームだけは負ける。負けていいと考えていました。。

 

古田 さすがにそういう風に・・・。

 

渡辺 はい。さあ、最後は松坂を出して最高のメンバーで負けて帰ろうと。

 

徳永 あぁー。

 

渡辺 そうしたら、選手たちが松坂がマウンドに上がった途端に勝つんだという気持ちになったんでしょうね。それが思わぬような展開でこんな奇跡の試合を生んだと言いますかね。

 

古田 うーん。

 

渡辺 初めてでしたね。負けていいと思って勝てた試合は(苦笑) 一つの大会で3つの奇跡を演じられたというのは、まあ、あの時点で冗談ですけど早死にするのかなと思ったりもしましたけどね(笑)

 

古田 ハハハ(笑)

 

渡辺 ですから、そういう面では選手たちに感謝感謝ですね。

 

 

【名将・渡辺元智が語る甲子園の舞台とは】

渡辺 選手が必死になる。だから、考えられないプレーが起きます。何が災いしたり幸いしたり分からないっていう色んな魔物がいるということを甲子園に教わりましたね。

 

古田 うーん。高校生活、最後の夏とかね。その懸ける思いみたいなのが、やっぱり凝縮されちゃうのかなと僕は思うんですよね。

 

徳永 うん。

 

古田 だから、大人になって僕らが考えているような、次元は超えているような、炎天下の中でやっていると起きるのかなと思ってしまいますね。また、色んな新しいスタイルの指導者が選手たちを連れて、甲子園に集まってくる可能性がありますから、また熱い戦いが今年も見られるんじゃないですかね。

 

渡辺 そうですね。私にもあったドラマが生まれてくると思います。

 

 

以上です。

渡辺監督は甲子園で色んな経験していますね。

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