2018年8月16日vs.広島カープ戦の阪神・金本監督の試合後のコメントです。

この日の先発は阪神がメッセンジャー、広島が岡田で試合が始まる。阪神は2回に岡田を攻めてナバーロの2塁打を皮切りに伊藤隼太がシングルヒットで繋ぎ、鳥谷が犠牲フライで1点先制する。この試合は基本的に投手戦の様相でここから5回表までお互いに無得点。5回裏に阪神は糸原の四球、北條のヒット、福留の四球、そして糸井が押し出し四球を選び更に1点を追加する。しかし、6回表に糸井が田中広輔のライトライナーを捕球ミスし、3塁まで進塁されて丸の内野ゴロの間に1点を返される。メッセンジャーは7回にもピンチを迎えるがギリギリ抑える。8回に必勝パターンで藤川球児が登板するが四球から崩れて松山に犠牲フライを打たれて2-2の振り出しに戻る。阪神は負けムードでしたが8回裏に中谷のヒットを皮切りに無死満塁になり代打大山がセンター前のタイムリーを打ち1点勝ち越す。9回はドリスで締めようとしましたが先頭打者の會澤の初球に頭部危険を投げてしまい退場することになる。ここで緊急リリーフの能見が3人で抑えて阪神が3-2の勝利。スカイAとABSラジオの野球中継のレポートを参考に書いています。

 

【金本監督の勝利監督インタビュー】

アナ 能見が最後に締めてくれましたね。

 

金本 本当に緊急登板でしたけど、その前に肩は作っていたんで、すぐに準備はできていたと思うんですけど、やっぱり気持ちの準備ってもんがある中でよく凌いでくれましたね。

 

アナ そういう意味では今シーズンに先発でスタートして今はこういう位置で投げていますが、監督はどんな存在と見ていますか?

 

金本 いやいや、もうリリーフになってからほとんどピシっと抑えてくれているんでね。もう能見なしではうちのリリーフは考えられない状態です。

 

アナ 今日の試合に目を向けると、先発のメッセンジャーはどのようにご覧になりましたか?

 

金本 序盤から珍しくというか、メッセらしくなくというか、どんどんインコースを突いていたんでね。けっこう向こうのバッターも戸惑っていたんじゃないかなというのもありますし、今日はカーブのキレというのがすごく良かったんじゃないのかなと思いますね。

 

アナ 打つ方ですけど、8回はノーアウト満塁の場面で大山でした。

 

金本 そうですね。原口というアレもあったんですけど、何といいますか、左ピッチャー(フランスア)の原口はあんまり良くないんでね(笑) 右ピッチャーの方が相性がいいんで、速いピッチャーに強い大山っていうので出しましたけど、よくやってくれました。

 

アナ そして、チームが4カード連続の勝ち越しとなりました。

 

金本 うん。まあ、やっぱり目先の勝ち越しというのは一つのテーマなんで、続けていきたいですね。

 

アナ 明日からは神宮ですけどいかがでしょう。

 

金本 また神宮に行けば打線が元気になるんで期待しています(笑)

 

 

勝利監督インタビューは以上です。

 

 

【その後の金本監督のコメント】

―改めて代打の場面で大山を選択したことについて

金本 正直、原口か大山で迷った。定石でいけばそりゃ原口なんだろうけども、原口は左の角度のあるボールに弱いということもあって。

 

―カープ戦で勝ち越し

金本 カープ相手に去年はほとんど接戦を落としていたので、ここで勝ち越せたのは非常に大きい。

 

―糸井が途中交代したことについて

金本 膝の状態があまり良くなかったので。

 

 

【香田投手コーチの試合後のコメント】

香田 ああいう緊急事態の中で能見がよく投げてくれた。ああいうことは全く想定していなかったけれども、左が並ぶところでもあるし、能見を選択しました。今日はメッセンジャーがよく投げたし、球児は1点取られてしまったけれども、みんなよく投げてくれた。

 

 

以上です。

ドリスの危険球は見てて怖かった。

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