2018年8月25日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で先発し9回にヒットを打たれるまでノーヒットノーランの好投をし先発2戦2勝の福岡ソフトバンクホークスのミランダについて元ヤクルト広島の笘篠賢治がフリーアナウンサーの須藤悟と共に語っています。
【この日のミランダの投球内容】
8回2/3、120球、被安打2、奪三振8、四死球4、失点1
今季2戦2勝 防御率1.88 (8/25の試合終了時点)
【ミランダのヒーローインタビューの一部】
ミランダ アリガトウ。野球人生の中で一番絶好調なマウンドだったので本当に嬉しく思っています。最後までノーヒットノーランは意識せずに勝つことを考えていたので、とにかく勝てて良かったです。
アナ 苫篠さん、9回の秋山翔吾にいとも簡単にヒットを打たれてしまって。
苫篠 打たれましたけども、本当に今日は達成するんじゃないかと思うぐらい素晴らしかったです。
アナ そうですよね。
苫篠 今日のライオンズ打線に対して、真っ向勝負の中でやっぱり彼は武器を持っていますよね。
アナ 武器。
苫篠 はい。当然、ストレートの速さという武器もあるんですけど、その速さの中にチェンジアップという部分の精度がいいんですよね。
アナ なるほど。
苫篠 一瞬、ストレート軌道に見えたボールがスーっと変化しながら沈んでいく。
アナ はい。
苫篠 チェンジアップでも2つあるんですよ。一つは右バッターの内に流れていく人差し指の中指で挟みながら投げるチェンジアップなんですね。
アナ ちょっと手首を捻りながら投げていますよね。
苫篠 恐らく中指が少し引っかかるんですね。
アナ はい。
苫篠 それともう一つのチェンジアップは右バッターの外に逃げていく。このボールの握りは挟んでないんですよ。オーソドックスなチェンジアップの握りです。
アナ 3本指で握る形ですよね。
苫篠 はい。このチェンジアップは右バッターの外に逃げていきます。
アナ うん。
苫篠 だから、インコースとアウトコースに変化するチェンジアップを投げ分けていますから、キタと思っても内だったり、外だったりと本当にライオンズのバッターが迷っていましたよね。
アナ ボールの握り方で指を何本掛けるか、或いは最後にどこの指に力を掛けるのかによって微妙に右にいったり、左にいったりと。
苫篠 そういう器用さを持った非常にいいピッチャーだという印象ですね。ナイスピッチングでしたね。
アナ 今日はそういったことで、残念ながらノーヒットノーランはならなかったわけなんですけども。
苫篠 これから各チームがこのチェンジアップに対して、どういう対策を練るかを注目していきたいですね。
アナ まだまだこういう記録を狙えるピッチャーが登場したなというゲームでした。
初登板の試合でも語られていました
以上です。
チェンジアップ投げ分けてくるのは対策としてはけっこう時間が必要かもしれませんね。