2018年11月14日にMBSで放送された「戦え!スポーツ内閣」で落合博満が日米野球の裏側について番組MCの小杉と武井壮と共に語っています。

 

この話が始まる前に1990年の日米野球 第5戦で落合(36)がランディジョンソン(27)からホームランを打った映像が流れる

 

小杉 凄い。

 

武井 300勝投手からね。

 

小杉 あのランディジョンソンからどうやって打ったんですか?

 

落合 いや、ただ来た球を打っただけですよ。

 

一同 ハハハ(笑)

 

落合 だって俺もうこの時期は野球やってないんだよ。

 

小杉 あっ、シーズン終わってからか。

 

落合 だから、日本シリーズに出た選手で日米野球に選ばれた選手だけは、その直前まで野球をやっているからまだいいんですけど、メジャーから来る連中はもっと酷いの。

 

武井 えっ。

 

落合 何もやってないんだから。

 

小杉 シーズンが終わってるから(笑)

 

落合 あれは観光旅行に来てるだけ。

 

武井 観光旅行(笑)

 

落合 ちょっと生々しい話をするとね。

 

武井 はい。

 

落合 我々の1試合の出場ギャラが(当時は)7万円とか10万円ですよ。

 

武井 ほー。

 

落合 それでメジャーから来る選手は奥さん、子供、両親などの一族全員を連れて来てもいいと。

 

武井 はい。

 

落合 それで彼らが貰うだいたいのお金が一番下のメンバーで(当時は)500万円から2000万円という。

 

武井 えー!

 

落合 そういう時代。

 

小杉 思っている以上に生々しい話でしたね。

 

落合 でも彼らに必ずお願いするのは、「バット1本ちょうだい」って言うの。当時のホームランバッターにね。

 

武井 はい。

 

落合 それでバットを貰うんだけども、とてもじゃないけど振れたもんじゃなかった。

 

武井 えー?重い?

 

落合 1200グラムぐらい。(※当時の日本人選手は900~1000グラム)

 

武井 えー!マスコットバットじゃないですか。

 

落合 重たい。それで使っている素材がヒッコリーっていう。

 

武井 はい。

 

落合 例えば芯の幅がこれぐらいあるとするでしょ。(※親指と人差し指で10センチぐらいを示す)

 

武井 はい。

 

落合 ヒッコリーってこれぐらいしかないんだよね。(※3センチぐらい)

 

武井 狭い。

 

落合 狭いんです。

 

武井 それでもあれだけ飛ばすんですね。

 

落合 自分も扱えるかなと思ったら、やっぱ扱えなかった。

 

小杉 えっ、落合さんでも?

 

落合 無理でした。

 

小杉 凄いね。メジャーの選手は豪快なのか繊細なのか分からへんね。

 

落合 絶対この世界に行ったって無理だと思ったもん。

 

 

以上です。

誰からバットを貰ったんでしょうか。

おすすめの記事