2018年12月8日にフジテレビで放送された「S-PARK 」で100人が選ぶナンバーワンの「変化球部門」が紹介された後にスタジオで谷繁元信がいい変化球の条件についてフジテレビアナウンサーたちと語っています。

 



2018年 100人が選ぶナンバーワンの「変化球部門」ランキング

投手変化球票数
1位菅野智之スライダー23
2位千賀滉大フォーク18
3位石川柊太カーブ7
4位山本由伸カットボール5
番外ロドリゲススライダー3
番外唐川侑己カットボール1

 

アナ キャッチャーの見地から考える、いい変化球の条件とは何になりますか?

 

谷繁 まあ、まず映像を見て頂いてから。

 

ここでAとBの2パターンの外角スライダーの映像が流れる

Aは曲がりは小さいがバッターはピクッと反応している

Bは曲がりは大きいがバッターは反応していない

 

アナ これはAとBでどちらがいい変化球ということですか?

 

谷繁 そうです。まあ、ヒントとしてはバッターの動きを見てもらえれば分かるんですけど。

 

アナ Bの方が曲がり幅が大きいように感じましたけども。Aの方がスピードがあったように思います。

 

谷繁 そうですね。正解はAなんです。

 

アナ それはどういう理由ですか?

 

谷繁 バッターを見てもらうと分かるんですけど、変化球の良さって、バッターの手元で曲がる変化球がスゴくいい変化球なんです。

 

アナ 手元。

 

谷繁 はい。みんな大きい変化球がいいと言うんですけど、それはバッターからの距離がある分、バッターは見逃せるんですよ。

 

アナ はい。

 

谷繁 だから、ゆっくり見れる。でも、菅野君のいいスライダーというのは本当に手元で曲がるんですよ。

 

アナ なるほど。どれだけ曲がったかよりも、どこで。

 

谷繁 そうですね。僕の変化球の哲学は、どれだけ曲がったじゃなくて、どこで曲がるかなんです。

 

アナ なるほど。より近くで曲がる方が打ちづらいということですね。

 

谷繁 そうです。

 

アナ 判断するスピードが遅れますもんね。

 

谷繁 そうなんです。

 

アナ じゃあ、上位陣はやはり?

 

谷繁 そうですね。千賀君のフォークもかなり手前で落ちるし、菅野君のスライダーもかなり手前です。変化が大きいと見逃せるんですね。

 

 

以上です。

曲がり幅じゃなくて、どこで変化するか。

 

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