2019年3月4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で読売ジャイアンツの岡本和馬のキャンプ後の仕上がりについて巨人のコーチをしていた斎藤雅樹、ヤクルトで監督をしていた真中満、元横浜の高木豊がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。
昨季成績 | 143試合 打率.309 本塁打33 打点100 |
打球方向別 | 左.312(21本)/中.303(6本)/右.346(6本) |
真中 豊さん、今季4番の岡本への期待はどうですか?
高木 もう丸が加入して、丸・坂本が岡本の前を打つんだったら、この二人が岡本に打点王を絶対に獲らせると思うんですよ。岡本はそれぐらいの活躍は絶対にしてくれると思いますね。
真中 丸と坂本は出塁率が高いですからねぇ。
高木 もう二人が塁にいないってことがほとんどないんじゃない。
真中 ですねぇ。
高木 どっちかが必ずいるというね。
真中 雅樹さんはどうですか?
斎藤 僕が心配しているのは岡本なんですよ。
真中 はい。
斎藤 っていうのは、ブレイクしたのは去年ですよね。
真中 そうですね。
斎藤 もう大ブレイクでね。自分のことを言うのもなんですけど、僕も7年目に大ブレイクして、その次の年ってスゴい不安だったんですよ。
真中 なるほど。
斎藤 今年もしダメだったら、また今までのような1軍と2軍を行ったり来たりするような、そういうのがスゴいプレッシャーがあったんで。
高木 残した成績がプレッシャーになるというね。
斎藤 はい。だから、今年いいスタートを切ったらいいけど、もしスタートが悪いと、けっこうキツイことになるんじゃないかなという気がしてるんですけど。
真中 出足が肝心ですよね。
斎藤 そうですね。
高木 山田哲人が初めてトリプルスリーをやった翌年に話を聞いたら、やっぱり不安でしょうがないって同じことを言ってた。
真中 ですよね。
高木 でも、その不安を乗り越えて2年連続トリプルスリーをやったでしょ。だから2年はもちますよ。
真中 あの、それ適当に決めるのやめてもらえますか(笑)
高木 斎藤さんはブレイクした翌年はどうだったの?
斎藤 僕は20勝しました。
高木 ほら。2年目はいいんだって。
真中 雅樹さんは心配しなくて良かったんじゃないですか?(笑)
斎藤 でも心配。
アナ その不安があるから頑張ろうってなるんじゃないですか。
斎藤 うんうん。
アナ 岡本選手がそのプレッシャーをいい意味でやる気に変えられたら、今シーズンも活躍が期待できそうですよね。
高木 だって右へのホームランを見たら、確実に考えてバッティングしてるし、成長してるのを見せてくれてるから。
真中 進化してますよね。
以上です。
斎藤は心配してますけど杞憂に終わると思いますけどね。