2019年3月10日にTBSで放送された「S-1」で野村克也がこの日の日本代表VSメキシコ代表の親善試合をぼやき解説しています。途中少しだけスタッフも登場します。

 

テレビ解説をする新井貴浩を見て

野村 (俺の)ライバルじゃん。広島じゃなくて東京なのか?

 

スタッフ 東京です。TBSです。

 

野村 (俺の)ライバル。

 

 

1回裏 4番吉田正尚が先制満塁HR

野村 外角で勝負にいったのになぁ。外角ならもっと手が伸びたり、体勢が崩れたりするじゃん。(吉田のスイングは)ど真ん中を振ってるようなスイングじゃん。それを自分のベストスイングで振ってるからね。

 

 

2回表 ショート吉川尚輝がファインプレー

野村 捕りも捕ったり、投げも投げたり。難しいショートバウンドだなぁ。ナイスプレーだよ。

 

 

5点差で盗塁する侍ジャパンを見て

野村 ぶつけられなきゃいいけど。5点もリードしていて走ってくるとは何事だって。

 

 

3回裏 大山が死球を受ける

野村 (日本が)マナー違反。恥をかかせるような野球は絶対にお返しがある。

 

 

2番手投手の山本由伸が2本のヒットを浴びピンチ

野村 昔からそうだけど、外国人とやる時はフォークボールがものすごく有効だ。外国人はフォークを投げないから。

 

 

山本がピンチをフォークで切り抜ける

野村 ストライクゾーンから低めへワンバウンドになるようなフォークが一番有効だわね。バッターはどうしてもストライクに見えちゃうからね。人間の目って正確なようで不正確だよね。遠い近いは正確に見えるんだけど、高い低いは意外にアバウトだよ。これが選球眼だよ。(山本の)腕の振りがいいから、それにちょっとバッターが幻惑されてるのかな。思い切って腕を振って変化球が来るから。(山本のフォークは)世界に通用するよ。

 

 

その後、日本が勝利する。ノムさんの試合後の感想は・・・

 

野村 メキシコとすれば日本の野球のレベルの高さを再認識したんじゃないの。体つきだけを見るとパワーがないとか、細いように見えるだろうけど、実際にやってみて日本のレベルの高さを再認識したんじゃないかな。

 

 

以上です。

今年一発目のぼやき解説でしたがそれほど面白いポイントもなかった試合でしたね。

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