2019年5月3日にBS朝日で放送された『スポーツクロス』で古田敦也が1992年のオールスターでの落合博満とエピソードをタレントの高柳愛実と共に語っています。
古田 野茂がパ・リーグの先発で投げてまして、セ・リーグの4番は落合さん。
高柳 はい。
古田 落合さんが野茂からホームランを打つんです。めっちゃ盛り上がりますよね。「落合さんが野茂から打ったよ」となって。
高柳 スゴいオールスターですね。
古田 お客さんもスゴい盛り上がりましたしね。右バッターの僕らにしてみれば落合さんは憧れの存在と言いますか、技術をどうやって盗んでやろうかというのばっかりを考えてましたね。
高柳 やっぱりそういうことも考えているんですね。
古田 はい。それこそオールスターで僕と、僕の先輩の広沢克己さんという人がいて。ヤクルトからオールスターで選ばれて。たまたまオールスター終わりでお風呂で一緒になったんですよ。湯船で一緒になったんですよね。
高柳 はい。
古田 湯船に浸かってて、たまたま落合さんが一緒にいて、喋ったこともないから広沢さんに「打ち方教えてもらえ 聞いてこい」って言われたんですよね。
高柳 はい。
古田 それで落合さんに「バッティング教えてもらえませんか?」と言ったら、落合さんが湯船で立ち上がって、教えてくださるんですよ。
高柳 えっ。
古田 「ボールの位置はここでこうでこうやって、そういうことをこう考えて打つんだ」ってスゴい真面目な顔をしてすっぽんぽんのままで(笑)
高柳 はい(笑)
古田 それで俺と広沢さんは胸まで湯船に浸かったままで(笑) 「はい」って言いながらのぼせてくるみたいな(笑)
高柳 へぇー。そんなエピソードがあったんですね。
古田 ありましたね。そういうのもオールスターらしいかもしれないですね。
以上です。