2018年5月にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でサンフランシスコジャイアンツでブルペンキャッチャーとして働く植松泰良さんが紹介されていました。

 

ブルペンキャッチャー植松泰良さん34歳 サンフランシスコジャイアンツ

2008年から10年に渡りチームを支える植松さん

 

―仕事内容は?

植松 主にブルペンで試合中にピッチャーの球を受けるんですが、バッティングピッチャーもやったり、球拾いしたり、あとは何でも雑用なり必要とされれば何でもやるような感じです。

 

―植松さんにとって野球は切っても切れないもの

植松 野球は小学生の頃から始めて今は仕事でもありますし自分の生活の中では家族と同じぐらい大切なものだと思っています。

 

植松さんは甲子園を目指すがその夢は叶わず、野球への想いが断ち切れずに卒業後にアメリカに留学しトレーナーの道を模索。

 

―ブルペンキャッチャーになった経緯

植松 大学4年生の時にたまたまジャイアンツが3Aの傘下のチームでブルペンキャッチャーを夏の間の2ヶ月だけ探しているということで、大学の監督さんが見つけてくれました。

 

 

これをきっかけにマイナーリーグのブルペンキャッチャーとなった植松さんに更に大きなチャンスが巡ってくる。2007年、ジャイアンツの本拠地で行われたオールスターゲームでブルペンキャッチャーとして参加する。

 

―オールスターでバーランダーなどの投球も受けた

植松 アメリカンリーグの方でブルペンキャッチャーをやらせてもらって、そこで色んなピッチャーを受けさせてもらって、メジャーリーグの雰囲気を味わわせてもらったりして、自分も絶対にここに来たいと思っていました。

 

その翌年に念願だったメジャーへの切符を手にする植松さん。

 

 

―メジャーのブルペンキャッチャーになれて

植松 本当にメジャーリーグの舞台に立つことが小学生の頃からの夢で、近い所まで来れたので本当に嬉しかったです。

 

ブルペンキャッチャーとして10年目を迎えた植松さんにとって3つ目のチャンピオンリングは鮮明に覚えている。2014年のワールドシリーズ第7戦でリリーフとしてエースのバムガーナーが上がる。その時にブルペンでバムガーナーの球を受けていたのが植松さん。

 

 

―その時の心境は?

植松 その場面、場面で最後の1点差の場面で受けたりしているときは自分にも責任を感じる時もありますし、そういうときは本当に緊張する中でやっています。

 

そのバムガーナーは9回まで無失点の好投。ジャイアンツは激戦を制しワールドチャンピオンとなる。ブルペンキャッチャーの役割と果たし喜びに満たされた瞬間。

 

 

―ブルペンキャッチャーでの1番の喜びは?

植松 自分はブルペンキャッチャーとして受けたピッチャーが気持ち良く試合に入っていってくれて、そこで良い結果を出してくれた時が1番嬉しく思います。

 

―将来メジャーで働きたい若者へ

植松 自分自身はメジャーリーグの球場に立つということを頭に描いて、それを常に自分で見ながら努力してきたつもりなんで、目標を立ててそこに近付けるようにとにかく努力してほしいなと。そうしたらいつかは夢が叶うんじゃないかと思います。

 

 

以上です。

メジャーのブルペンキャッチャーになるなんて人生のルートとしてはなかなか難しいのですごいです。

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