201959日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦でショートスターターで加藤貴之を先発させた北海道日本ハムファイターズのその後の小刻みな継投について横浜で監督をしていた大矢明彦、元巨人の斎藤雅樹、楽天で監督をしていたデーブ大久保がタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

この日の日ハムの継投(ロドリゲスは危険球退場)
1加藤3回 2失点
2ロドリゲス2回2/3 無失点
31回1/3 無失点
4鍵谷1回 無失点
5玉井1回 無失点

 

大久保 日本ハムのショートスターターなんですけど、斎藤さんは去年まで巨人で投手コーチをされていましたけど、この日本ハムの投手のやりくりはどう見ますか?

 

斎藤 非常に大変だと思いますね。まず必ず2人のピッチャーが必要になりますよね。加藤くんが先発で投げることによって、もう一人誰かを用意しておかないといけない。

 

大久保 そうですね。

 

斎藤 それで加藤くんはこの前は5イニング投げたり、その前は2回とか3回で降板していたんですけどね。だから自分の調子によってイニングを変えられちゃうというのは加藤くんにとっても負担じゃないかなと思いますけどね。

 

大久保 大矢さんは監督として球団からの指令でこれをやろうという話になったら大変ですよね。

 

大矢 そうですね。僕が選手の時にこれを三原さんがやってたんですよね。

 

大久保 えぇ・・・そうなんですね。

 

大矢 ずっと昔の話でね。今日もオリックスは加藤が投げるから右バッターを何人か並べるでしょ。

 

大久保 はい。

 

大矢 ああいう旨味が予告先発ではあるんですよね。だから、僕は新しいというよりもチームのやり繰りでやるんで。

 

大久保 なるほど。

 

大矢 昔はストッパーという概念もなかったから、先発を3回から投げさせようとか、相手の左バッターを出させておいて、また早めにピッチャー代えればいいというのをやってたんですけど。でも今年の日本ハムのやり方は若干それとは違いますよね。

 

大久保 そうですね。

 

大矢 ピッチャーは大変だろうし、正直ピッチングコーチはとっても大変だと思うよ。

 

大久保 まあ木田優夫が1年目なんで、修行して頂いて、ぜひいいコーチになってもらいたい。

 

 

以上です。

ショートスターターの試行錯誤は続いています。
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